よりよい未来の話をしよう

INTERVIEW

「ダンスの裾野を広げたい」 CyberAgent Legit TAKUMIさん・地獄さんインタビュー

2020年8月、ダンス界に新たな風が吹いた。日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(以下、Dリーグ)」が発足したのだ。国内外で活躍するダンサーが集結し、2年目を迎えた21-22シーズンは、全11チームが12回にわたるROUND(ステージ)で凌ぎを削りCHAMPIONを目指す…

「できる」だけでなく「できない」も尊重される社会に 作家 松田青子さんインタビュー

私たちは、それぞれ異なる個性や能力を持って、異なる環境で生活し、異なる価値観のもとで生きている。しかしどうしたって、社会で生きるなかでは社会通念上「普通」とされていることに正義が置かれ、違和感や不快感を抱いても声を上げにくいことがある。そ…

若者の地方移住はイノベーションの土壌を育む 内田樹さんインタビュー

「今日の仕事は、楽しみですか。」 2021年10月、品川駅のコンコースにこんな広告が掲げられた。通路を歩くビジネスパーソン達とこの広告ディスプレイが写った画像に、Twitter上では「見ると傷つく」「ディストピア」などとコメントが寄せられた。ボディコピ…

「普通」という言葉で、世界を「簡単」にしたくない 『彼女が好きなものは』草野翔吾監督インタビュー

2014年、映画『それでも夜は明ける』(2013)が、第86回アカデミー賞作品賞を受賞した。同作は、19世紀中頃の黒人奴隷とその解放について描いたものだ。同作の作品賞受賞は、大きなインパクトをともなう快挙だった。その理由は、アカデミー賞設立から80年以…

「もし自分が着るんだったら」から始まる福祉 平林景さんインタビュー

フリルのついたシャツに長い巻きスカートの男性がSNSのタイムラインに現れた時には、思わず何度も画像をタップしてしまった。筆者が見たその投稿の主は、平林景さん。「福祉業界のおしゃれ番長」を名乗り、一般社団法人日本障がい者ファッション協会(以下、…

人と違ってかわいそう、 そんなステレオタイプは「うるせえよ」 ふくだももこ監督インタビュー

小学生のとき書いた作文に、「大人になったらお嫁さんになる」と書いた女子は1人ではなかったと思う。結婚をすることは、幸せで正しいことだと幼いながらに思っていたのだろう。筆者もそんな1人だった。 それが大人になると、幸せで柔らかなイメージであった…

女性アスリートが安心して「プロ」を目指せる未来 サッカー選手 下山田志帆さんインタビュー

2021年9月、日本で初めての女子プロサッカーリーグ、WEリーグが開幕した。なでしこリーグの上位に位置するリーグであり、日本における女子サッカーのトップリーグとなる。WEリーグはWomen Empowerment Leagueの略称だ。女性プロスポーツの発展や女性活躍の推…

若者が若者のうちに正しく怒れるように 『違国日記』ヤマシタトモコ インタビュー

©ヤマシタトモコ/祥伝社フィールコミックス 人気漫画作品『違国日記』。2017年に『FEEL YOUNG フィール・ヤング』(祥伝社)で連載が始まると、2019年以降宝島社の「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などの賞に連続でランクインしている注目作品だ。…

僕が地球の未来を指し示す力になる MIYAVIさんインタビュー

世界的ロックスター、MIYAVIさん。またの名を「サムライ・ギタリスト」。エレクトリックギターをピックを使わずに指でかき鳴らす独創的な“スラップ奏法”は世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功さ…

ほんの小さなことから個性がはじまる。 仲宗根梨乃インタビュー

”I know, I'm different. ” ---「私はみんなと感覚が違う、それはわかってる。」 そう語るのは、LAを拠点に活躍するダンスエンターテイナー、仲宗根梨乃だ。トップアーティストのバックダンサーや振り付け師、演出家、女優としても活動する彼女は、2021年…

『シュシュシュの娘(こ)』でミニシアターを可視化する 入江悠監督インタビュー(後編)

新型コロナウイルス感染拡大によって苦境に陥った映画界。中でも、規模の小さな「ミニシアター」とよばれる全国の映画館は、壊滅的なダメージを受けている。そんなミニシアターを救うべく多くの映画人が立ち上がった。その中のひとりが、入江悠監督。彼は、…

日本映画の労働環境の貧しさを変えるために 入江悠監督インタビュー(前編)

「いま、全国のミニシアターを最も巡っている映画監督は誰か」と問われたら、多くの映画人が入江悠監督の名前を挙げるだろう。 1年半以上の新型コロナウイルス感染拡大によって休業や営業制限に追い込まれた映画館の中でも、規模が小さく経営的にも難しさを…

『孤狼の血 LEVEL2』で挑んだ改革 白石和彌監督インタビュー(後編)

日本アカデミー賞など多くの映画賞を受賞し、映画ファンや評論家からの評価も高い『孤狼の血』など傑作を次々と生み出し、日本を代表する映画監督へと飛躍している白石和彌。彼の最新作であり、ヒット作の続編である『孤狼の血 LEVEL2』がいよいよ2021年8月2…

日本映画界の「孤狼」が示した未来 白石和彌監督インタビュー(前編)

映画監督、白石和彌。 悪役リリー・フランキーを活かした演出が話題を集めた『凶悪』(2013年)や、愚かな男の純愛を尋常ならざる形で見せる『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年)、香取慎吾の新しい面を引き出した『凪待ち』(2019年)など傑作を連発…

ソーシャルグッドな活動が、「自分ごと」として広がる未来とは ー山口周さんインタビュー

はじめに いま世の中は「SDGs」など、いわゆる「ソーシャルグッド」といわれるものに価値を見出す傾向にある。一方で、「ソーシャルグッド」といわれるものに関心を持たず、距離をとって生活する人が一定数いるのも確かである。たとえ政府や企業がソーシャル…

正解も前例も、自分で作ればいい。 ”可能性”のオルタナティブを見つけ出す力 ─松本杏奈さんインタビュー

2021年4月、あるひとつのつぶやきがTwitter上を賑わせた。 「……大学に……進学できます!!!本日、無事に学費・寮費等全額補助の給付型奨学金に合格しました!これで胸を張って言えます!!スタンフォード大学に進学します!今までサポートして下さった全ての…

「ルール」を、「デザイン」からポジティブに捉え直す 『ルール?展』ディレクター、水野祐さんインタビュー

「ルール」…規則。通則。準則。例規。「—違反」(『広辞苑』より) 「ルール」と聞いて、なにを思い浮かべるだろうか。 まず間違いなく、世の中の秩序を保つために必要なものである。一方で、「縛られるもの」といった言葉が浮かんだり、新しいことを始めるときに…