SDGs 12. つくる責任つかう責任
もはや他人事ではなくなった気候変動。音楽シーンにおいても、気候変動に対する具体的な取り組みが進められている。ビリー・アイリッシュや国内外のアーティストの実施例を紹介するとともに、私たちが身近にできるアクションについて紹介する。
コピーライターの橋口幸生氏が、ビッグローブ株式会社にて社員向けの講義「マスタークラス by あしたメディア」に登場。広告を通して見えてくる、現代におけるモラルの重要性について語った。オンライン/オフライン含め約300人近くのビッグローブ社員が講義…
エシカルファッションとは、エシカル消費の考え方に基づいて持続可能性と社会的責任を重視したファッションのことを指す。本記事では、理念から、市場におけるその現状、さらには個人が意識的にエシカルファッションを選択をするための方法に至るまで網羅的…
私たちの生活に密接する「食事」。私たちが何を食べようか迷っている裏側で、食糧難に陥っている人々もいる。さらに、日本人は「毎日114gのご飯を捨てている」現状もある。このような中で、いま一度「フードロス」や「フードウェイスト」を考えてみようと思…
コミュニティフリッジとは「公共の冷蔵庫」を意味するドイツで始まった概念で、特定の冷蔵庫に飲食店や個人が余った食材を提供し、生活困窮者など必要な人が自由に持ち帰ることができる仕組みだ。日本でも、ここ数年で全国各地に設置され始めている。一体ど…
2023年、世界はアフターコロナの時代に入った。人流が戻り、観光需要が高まるなか、観光客にも愛され、地域住民にも歓迎される観光の在り方とはどのような形なのだろうか。サステナブル・ツーリズムの現状と実例を見ながら、持続可能な観光の在り方を探る。
ニューヨークの街中に置かれている本や家具、楽器。「Free」と書かれた紙が貼られ、人びとが持ち帰る。「stooping(ストゥーピング)」と呼ばれるその行為は、コロナ禍から流行し続けている。どうやら、環境問題解決にも間接的に寄与できるらしい。一体なぜ…
神奈川県出身、Z世代のシンガーソングライター・さらささんのインタビュー。ファーストアルバム『Innner Ocean』やリリースパーティについて、日常生活や制作のことからその背景にある考え方まで伺った。
地球の深層部から発せられる熱を電力に変換する「地熱発電」。日本は世界3位の地熱資源量を誇るが、国内電力需要における地熱発電が占める割合はわずか0.2%と非常に低い。本記事では地熱発電の仕組みや、地熱発電を取り巻く世界や日本の状況を述べながら、地…
環境問題への関心の高まりに伴い、企業が自社の環境政策や製品に対して「環境に優しい」といった主張をすることが増えている。しかし、それが実際に環境に配慮されたものであるかどうかを判断することは容易ではない。この記事では、そうした「グリーンウォ…
自分の好きなことを、好きな場所で仕事にしたいと思っても、なかなか一歩を踏み出すことが難しいと思う人もいるだろう。もちろん、職種や働き方によってはどうしてもできないときもある。しかし、もしかしたら自分がその方法を知らないだけかもしれない。働…
日本は、人口のうち65歳以上の人が28%以上を占める超高齢化社会に突入した。このままいけば、2036年には3人に1人が65歳以上の高齢者になるとされている。 その先に待ち受けるのが、「多死社会」だ。日本における死亡者数は1975年頃から増え始め、2021年には…
服を買うときの決め手は、たくさんある。たとえば着心地やデザイン、手持ちの服と合うかどうか等が挙げられる。誰しも自分のなかで服を買うときに大事にしているポイントがあるだろう。しかし、その生産背景まで説明できる人はどのくらいいるだろうか。 いま…
「66個も捨てさせられるのに、一口食べたらクビになる」 アメリカのある若者が、TikTokに投稿した。ドーナツ店で数多くの商品を廃棄しなければいけないのを目の当たりにし、批判的に述べた言葉だ。 @stocktonsocialists #stich @α∂σηιѕ♂️ Capitalism is rea…
バレンタインデーの起源 日本では好きな人や仲の良い人、お世話になっている人などにチョコレートを贈る日とされているバレンタインデー。そもそも何の記念日なのかご存知だろうか。まずはバレンタインの起源をたどってみたい。 バレンタインの起源を遡ると…
アップサイクルとは? アップサイクルの歴史 リサイクル・ダウンサイクルなどの類似語との違い アップサイクルのメリット アップサイクルの日本での関心 アップサイクルの手法とツール 家庭で始めるアップサイクルのステップ アップサイクルのための便利なツ…
「この靴のレザーは、フェイクレザーですか、それともリアルレザーですか?」 シューズブランドで働く友人が、最近お客さんからよく聞かれるそうだ。人々の環境問題への意識が高まるなか、靴を購入するか否かの判断基準として、手に取った商品が動物の皮で作…
2019年末から始まった、新型コロナウイルス感染拡大。人類の移動範囲の拡大と移動の低コスト化により、人々の流動性が歴史上最も高い現代において、強力な感染力を持ったこの災厄は、恐ろしいスピードで世界中に拡がった。この数年で世界は混沌に陥り、多く…
はじめに 2020年のアカデミー賞授賞式のドレスコードは「サステナブルであること」だった。SDGsの概念が広がるにつれて、ファッションの分野でも環境や人権を意識したアイテムが増えつつある。できることなら環境や人権を意識したアイテムを身につけたいと考…
アクセシビリティとは アクセシビリティという言葉を聞いたことはあるだろうか。「ユニバーサルデザイン」などと並んで、イベントや建築物、デジタルコンテンツなど幅広い分野で重視されている言葉である。 Accessibility(アクセシビリティ)は、アクセスし…
筆者が仕事や勉強に疲れた時、リフレッシュしたいときに食べるのはいつもチョコレートだ。同じように「チョコレートで一息」がルーティンになっている人も多いのではないだろうか。そんなチョコレートの原材料カカオの生産地・西アフリカ諸国では、カカオ生…
サーキュラーエコノミーとはこれまで廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と考え、リサイクル・再利用などで活用し、資源を循環させる、新しい経済システムです。その詳細や具体的な事例について解説します。
SDGsのかけ声のもと、社会との向き合い方が各企業・業界に問われている。ファッション業界も、その変化のうねりの中にある業界の1つだ。エシカルファッション、サステナブルファッションという言葉が身近になってきた反面、毎日触れている「衣服」という分野…
エシカル消費(Ethical Consumption)とは人々や地域、社会、地球環境に配慮した消費行動のあり方を指す。具体的な事例や詳細を解説する。
茶道文化と環境のつながり 寒い冬のある日、私は北鎌倉のお寺で茶道体験に参加した。凛とした着物姿の先生がお茶を点てる。お茶菓子を先に食べた後、ほろ苦い抹茶をゆっくり味わう。5感がすーっと澄まされるような時間が流れた。体験会が終わりに近づく頃に…
映画、テレビドラマなどに出演し、俳優として活躍している小林涼子さん。そんな彼女は、最近もう1つの顔を手にした。“起業家”としての顔だ。2021年に株式会社AGRIKOを起業し、2022年5月には生まれ育った世田谷区にあるOGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町の屋上…
この春、関東に引っ越してきた。趣味がパン屋さん巡り、ショッピング、観光である筆者は、せっかく関東に引っ越してきたのであればと思い、関東圏で良いスポットはないかを調べることにした。しかし、関東は人がとにかく多い。パン屋さんには並ぶし、欲しい…
「自分らしくいていいんだ、そのままの自分でいていいんだ、って思える瞬間って、1日のなかでなかなかないじゃないですか。コスメは纏う(まとう)ものなので、使うたびに自分のことを大切にするきっかけになったらいいなと思っています。」 そう語るのは、…
近年、日本でも認知度が高まっている「ヴィーガン」。完全菜食主義者を意味し、動物由来の食品や商品の消費を避ける価値観や考え方を指すが、その字面から「ヴィーガンになると一生お肉を食べられないのでは」と思う人も多いかもしれない。 国内でもヴィーガ…
夕飯を買いに来たコンビニで、「てまえどり」のPOPが付けられていた。私たちが商品棚の手前にある消費期限が近いものを選ぶことで、消費期限切れで廃棄することによる食品ロスを削減しようという取り組みだ。普段から、コンビニで買い物をするときは何も気に…
Airbnb、メルカリ、Uber Eats、ダイチャリやLUUP……。どれもここ10年ほどの間に始まったサービスだが、人によってはすでに生活に欠かせないものになっているかもしれない。これらのサービスの共通点は「シェア(共有)」が起点となっていることだ。 そんなシ…
ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに、様々な切り口から“いま”知りたい情報を全16回に渡り発信する、「あしたメディア in Podcast」。この記事では、第5回(1…
「あしたメディア in Podcast」では、メインMCの、2人組ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から“いま”知りたい情報を全16回配信で発信する。こ…
2021年の年の瀬、あの桔梗信玄餅が話題になった。きなこがたっぷりとまぶされた餅に黒みつをかけて食べる長年親しまれた銘菓は、アイスやチョコレートなどのアレンジ商品が発売されるたびに世間を盛り上げていたが、今回はやや毛色が異なっていた。桔梗信玄…
2021年12月23日、「あしたメディア in Podcast」が始動した。メインMCの、2人組ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から”いま”知りたい情報を全1…
ファッション業界で活躍する未来を想像した人が集まるニューヨーク州立ファッション工科大学、通称“FIT”。ファッションを扱う海外ドラマでは、名門と表現されることが多く、FIT出身というだけで一目置かれるような学校だ。そこの学生たちの新学期ファッショ…
12月25日、もうすぐ多くの人が楽しみにしているであろうクリスマスがやってくる。大きなツリーに美味しそうなケーキ、鮮やかなイルミネーションに大事な人に渡すプレゼント。1年で1番、街中がキラキラと輝く季節だろう。 この季節は「クリスマス商戦」「クリ…
ノーベル物理学賞に選ばれた真鍋淑郎さんや、日本を含めた全世界で行われている草の根運動「Fridays For Future」の発起人でもあるスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん。今や「気候変動」はSDGsと並んで誰もが知る単語になりつつある。今、…
[Photo:dmitriyGo/Shutterstock] 深刻な環境問題の数々。「人工タンパク質」が解決の糸口になるかもしれない 普段、何気なく購入する衣類。その多くには化学繊維が使用されている。化学繊維で作られた衣類は軽く丈夫である上、安価なことから多く流通してい…
世界的ロックスター、MIYAVIさん。またの名を「サムライ・ギタリスト」。エレクトリックギターをピックを使わずに指でかき鳴らす独創的な“スラップ奏法”は世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功さ…
おじさん文化とは言わせない!いま若者にも人気の「サ活」 最近、周囲の人に「趣味は何?」と聞くと、かなりの頻度で挙がる回答がある。サウナだ。従来サウナといえば、町に1つはある大きい煙突のもと運営されているちょっと古めかしい銭湯に、おじさんたち…
目覚めの1杯にはコーヒーを。筆者もそうだが、その日のはじまりをコーヒーと共に過ごす人は多いのではないだろうか。 コーヒーを1日2杯以上飲むと健康になる?紅茶文化が盛んなイギリスでは、実はコーヒーの方が人気が高い?コーヒーにバターを溶かして飲む…
古着が、個性を表現するモノから、新しい時代を切り拓く”意志”をまとうモノへと変化している。1990年代に日本に爆発的な古着ブームが到来して以来、古着は「個性的な人々が自分らしいスタイルを表現する手段」としてそのイメージを確立させてきたように思う…
ECO DENIMってなんだ? 久しぶりに買い物へ出かけた。デザインに惹かれて黒のスカートを手に取った。タグに目をやると「ECO DENIM」と書いてある。聞き慣れない響きだ。 記憶を辿ると、確か2015年にデニム生地で作られたジーンズ1本あたりの環境汚染の研究結…
昨日、何を食べただろう。朝に菓子パン、昼にカップラーメン、夜にスーパーのお弁当。こういった食事に身に覚えのある方も多いのではないだろうか。コロナ禍で外食の機会が減り、自宅で食事をすることが増えた昨今。自宅で食事をする上で、手軽に食べられる…