よりよい未来の話をしよう

地方創生

「ムービングハウス」が2週間で能登に設置できた理由とは?

2024年元日、令和6年能登半島地震が発生。道路が寸断され、復興支援が思うように進まないなか、着工から3週間足らずで設置された仮設住宅「ムービングハウス」。本記事では支援を行った株式会社アーキビジョン21に、ムービングハウスの特徴と3週間足らずで設…

居場所をつくり、ケアにつながる地域社会を 燕三条の複合交流拠点「三-Me.」(ミー)が育む、空き家再生と未来の地域社会

日本で深刻化する空き家問題。人口が減少するなか、今後ますます大きな課題となることが想定される。そんななか、新潟県の燕三条エリアで空き家活用と交流人口創出の架け橋として生まれた地域の複合交流拠点「三-Me.」(ミー)が、2023年のグッドデザイン賞…

方言が消滅するかも?未来への鍵を握るのは「方言翻訳AI」

実は今、一部の方言が消滅しつつあるという。そんな問題に対し、とある大学や自治体では「AIを用いた方言の翻訳」を試みているとの情報を得た。今回は、方言を取り巻く現状や方言を残す意義、また方言翻訳AIの開発に取り組む人たちに話を聞くことにした。

直木賞作家・今村翔吾さんに聞く「なぜ書店は消滅してはいけないの?」

自身で書店を経営したり、全国の本屋を行脚したり、本の未来を守るための一般社団法人「ホンミライ」を立ち上げたりと対外的に活動してきた歴史作家の今村翔吾さん。今回は書店や本が持つ魅力とともに、「なぜ書店は消滅してはいけないのか」を伺うことにし…

「金融リテラシー」は地域や性別で格差がある?リテラシー向上に必要なことは

「金融リテラシー」とは、金融の知識や情報を正しく理解し、主体的に判断できる能力のことだ。実はこの金融リテラシー、地域や性別によって差があるのだ。そのような格差はなぜ生まれるのだろうか、また格差是正のためにどのような取り組みが行われているの…

地方の交通課題を解決?KDDIと日産から学ぶデマンド交通の可能性

地方は都市部と比べ交通課題を抱えている場合が多く、免許返納率が低い地域や住民の行動範囲が狭い地域も存在する。これらの課題を解決する可能性を秘めているのがデマンド交通だ。KDDIと日産が自治体と取り組むデマンド交通の事例から、デマンド交通の可能…

「決済」だけでない、持続可能な社会に繋げる地域通貨とは

地域が発行する“地域通貨”があることはご存知だろうか。近年、電子決済サービスの普及を追い風に、さまざまな地域通貨が全国で盛んに発行されている。本記事では、社会をより良くさせるためにユニークな特徴が付与されている地域通貨をいくつか紹介する。

2050年カーボンニュートラル達成の鍵を握るのは「地熱発電」かもしれない。日本における現状や課題とは?

地球の深層部から発せられる熱を電力に変換する「地熱発電」。日本は世界3位の地熱資源量を誇るが、国内電力需要における地熱発電が占める割合はわずか0.2%と非常に低い。本記事では地熱発電の仕組みや、地熱発電を取り巻く世界や日本の状況を述べながら、地…

日本に必要な乗り物はリニアモーターカーではなくLRTではないか?

品川-名古屋間を最短40分。次世代の鉄道として注目を集める「リニアモーターカー」が、2027年に開業予定だ。しかし環境保全の観点から、議論が続いている。 実は今年、そんな課題を解決する鉄道「LRT」が宇都宮市で開業予定だ。 いったいどのような乗り物な…

栄養バランスだけではない?給食が鍵を握る「地産地消」と「食文化」

日本の学校で提供される給食は、栄養バランスに配慮したメニューが提供され、食育にも役立っている。地域の特産品を活用した取り組みや、伝統文化や異文化理解を深める取り組みも行われており、給食を通じて地域の食文化を学ぶことができる。

ちょっぴり不自由な宿ume,yamazoeが目指す「優しい世界」

四季折々の植物や気候を感じられる自然の魅力が味わえる奈良県の山添村に、築100年を超える民家をリノベーションして作られた宿泊施設「ume,yamazoe」がある。電波は届きづらく、近くにコンビニもない、少し不自由な場所ではあるが、「ない」ことが多いから…

SDGs未来都市さいたま市の人口増加の理由をまちづくりから考えてみた

近頃、よく耳にする「SDGs」。誰しもが生きやすい社会の実現のために企業や国、地方自治体は様々な取り組みを行っている。ここで1つ疑問に思った事がある。 「SDGsの達成に1番取り組んでいる地方自治体はどこなのか」。 早速調べてみると、日本経済新聞が「…

すべての人に、深呼吸する時間を。 株式会社HAA 池田佳乃子さんインタビュー

「日常に、深呼吸を届ける」2021年11月から12月にかけて、クラウドファンディングサービスのMakuakeで別府の天然温泉成分を使った入浴剤(HAA for bath)が販売された。結果、開始1日足らずで目標金額の50万円を達成。さらにクラウドファンディング終了時に…

「地方副業」のメリット。 地方企業も自分も魅力的になれる理由とは

「あなたは副業をしたいと思っていますか?」と聞かれたら、「はい」と答える方が多いのではないだろうか。 総務省が実施する「就業構造基本調査」において2017年に副業したいと回答した人の数は385万人にのぼった。 出典:厚生労働省労働基準局提出資料 P1h…