よりよい未来の話をしよう

COLUMN

いま支払うお金は誰を支えているのだろう。 「いつもの買い物」で社会は変えられる。

自分が支払うお金がどこに行くかを考えたことはあるだろうか? たとえばファーマーズ・マーケットで農家の人から直接野菜を買ったとする。手渡したお金は、農家の売り上げになる。農家は、その野菜を種から育てるために、器具や肥料、水など、栽培に必要な様…

投票に行かない7つの理由に真剣に返答してみます。

今年のハロウィン(10月31日)は衆議院選挙の投開票日。「投票に行くことは国民の大事な権利」と言われても、何となくピンと来ないという人も多いかもしれません。 投票に行く人を増やすための活動を展開するNO YOUTH NO JAPANで代表をしている中で、これま…

『スウィート・シング』:アメリカン・インディペンデントの幸せな系譜

アメリカのインディペンデント映画と聞いて、すぐにジョン・カサヴェテスの名前を出すのは単純過ぎるとの誹りを免れないかもしれないけれど、もう条件反射のようなものなのでしょうがない。愛の裏側を生々しい人物観察を通じて活写したジョン・カサヴェテス…

もはやバトルでは人の関心は得られない。 「おもしろい」という感覚の前進と希望

去年あたりから、テレビで新世代の女性芸人の活躍を見ることが多くなった。バラエティのひな壇に何人もの女性芸人が座るようになったし、女性同士がバトルを仕掛けあうトリガーのような役割を女性芸人がしなくてもよくなった。深夜帯ではあるが、女性芸人が…

『君は永遠にそいつらより若い』:モラトリアムの先にあるもの

大学生が日本映画の主人公になるケースがとても少ないように思われるのは、気のせいだろうか。いや、それなりの数はあるのかもしれないけれど、どうも高校生に比べると分が悪い気がする。メジャー系とインディペンデント系を問わず、女性の高校生を主要なキ…

広告は女性をどう描いてきたのか、そして、どう描いていくのか。

(Image:Mary Long/Adobe Stock) 東京五輪で新体操のドイツ女子チームが着用した「ユニタード」が注目を集めている。従来のレオタードは、脚の付け根から下が完全に露出していた。一方、ユニタードはスパッツのようにくるぶしまで覆われているのが特徴だ。…

フランス映画最前線:カンヌ映画祭に見る多様性のゆくえ

コロナの影響を受けて世界の映画祭も中止やオンライン移行を余儀なくされている中、その動向がもっとも注目されたのが、カンヌ映画祭(以降、カンヌ)だ。2020年は残念ながら中止。カンヌ側は意地を張るかのように「中止」という言葉を使わず、ノミネート作…

石井裕也監督の世界:真っ当さというモチベーション

メジャーとインディペンデントの双方で支持される稀有な監督:石井裕也監督 石井裕也監督作品が立て続けに公開されている。2020年の『生きちゃった』でいつになくシリアスな石井作品に驚かされたのも束の間、今年は『茜色に焼かれる』に次いで『アジアの天使…