よりよい未来の話をしよう

SDGs 05. ジェンダー平等を実現しよう

本間かなみプロデューサーに聞く、『SHUT UP』が示した社会の絶望と希望 

2024年1月末に最終回を迎えたドラマ『SHUT UP』(テレビ東京系)。若者の貧困、性暴力、性的同意などを題材に丁寧に描かれた本作は、まさに「いまこそ見るべきドラマ」だ。本稿では本作のプロデューサーであるテレビ東京の本間かなみさんに、『SHUT UP』が示…

矢田部吉彦|タフな社会派、愛のもつれ、村上春樹アニメ、蜘蛛ホラー。多彩さを誇るフランス映画祭紹介!【連載 世界と私をつなぐ映画】

社会性を帯びながらも、アート映画シーンをけん引し続けるフランス映画の最前線に触れる「横浜フランス映画祭2024」を紹介する。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際映画祭 プログ…

矢田部吉彦|イスラーム映画祭紹介

その国や文化について知る手立てともなるのが映画祭だ。数ある個性的な映画祭のなか最も尊敬している、「イスラーム映画祭」について紹介する。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際…

ミサンドリーとは?男性蔑視といわれるその意味や具体例、ミソジニーとの違いやその課題について徹底解説!

ミサンドリーとは、男性への強い嫌悪、偏見、または敵意を指す。本記事では、ミサンドリーの定義、原因、及び心理学的背景に焦点を当てる。男性嫌悪と女性嫌悪の比較、ミソジニーとの違い、フェミニズムとの関係性を探り、現代社会、特にソーシャルメディア…

YouTuber・木本奏太さんが「元女子」をやめて伝えたかったこと

YouTuber、映像クリエイターとして活動する木本奏太さんのインタビュー。YouTube チャンネル『かなたいむ。』をはじめた経緯やこれまでの葛藤、自己紹介として使っていた「元女子」という言葉に込めた思いと、使うことをやめた理由について話を伺った。

『ふたりぱぱ』みっつんさんと考える男の子も女の子も性教育を学ぶ大切さ

YouTuberとして活動する『ふたりぱぱ』みっつんさんのインタビュー。10代の男の子に向けて書かれた本『RESPECT〜男の子が知っておきたいセックスのすべて〜』を翻訳するに至った経緯やそこに込めた思い、また性の話題がタブー視される社会で1人ひとりが取り…

矢田部吉彦|ガザの映画を見るということ

2023年10月、突然はじまったハマスによるイスラエルへの攻撃。このような世界の惨事に接したとき、映画祭は何ができるのか、そして映画祭は「中立」たりえるのか、そうあるべきなのか。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・…

クィアベイティングとは?その意味や具体例、クィアコーディングとの違いを徹底解説

クィアベイティングは、クィア当事者ではない人がクィアを装うことや、クィアであるかと匂わせるような行動・演出をすることで、注目を集めるマーケティング手法のこと。本記事では、クィアベイティングの定義や起源、クィアコーディングとの違いを解説。さ…

SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)とは?その意味や概念、世界各地の取り組みを徹底解説

SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)は個人の性的、生殖の健康と権利に関わる重要なテーマ。本記事では、SRHRの基本定義からその歴史的背景、具体的な概念まで詳細に解説する。世界各地の現状や、権利に関する課題にも深く触れる。個人と…

矢田部吉彦|「カンヌ監督週間 in Tokio」を見る

2023年5月に開催されたカンヌ映画祭の一部門「監督週間」が東京で開催される。映画業界の“いま”が詰まった映画祭とは。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際映画祭 プログラミング・…

バイセクシュアルとは?その特徴や社会生活における表現、他のセクシュアリティとの違いを解説

バイセクシュアルとは、男性と女性の両方に性愛感情を抱く人を指す。本記事では、バイセクシュアルの定義、他のセクシュアリティとの違いや社会的認識について詳しく解説し、偏見や誤解を解消するための情報提供を行う。バイセクシュアルの人々が直面する困…

コピーライター橋口幸生氏が特別講義を実施。広告から考える、ソーシャルメディア時代のモラルとは?

コピーライターの橋口幸生氏が、ビッグローブ株式会社にて社員向けの講義「マスタークラス by あしたメディア」に登場。広告を通して見えてくる、現代におけるモラルの重要性について語った。オンライン/オフライン含め約300人近くのビッグローブ社員が講義…

「金融リテラシー」は地域や性別で格差がある?リテラシー向上に必要なことは

「金融リテラシー」とは、金融の知識や情報を正しく理解し、主体的に判断できる能力のことだ。実はこの金融リテラシー、地域や性別によって差があるのだ。そのような格差はなぜ生まれるのだろうか、また格差是正のためにどのような取り組みが行われているの…

カミングアウトとは?その意味や背景、アウティングとの違いを解説

カミングアウトとは、自らのセクシュアリティを他者に明かす行為や過程を指す。本記事では、カミングアウトの意味をはじめ、職場におけるカミングアウトの現状や、アウティングとの違い、社会生活における影響など、カミングアウトの多面的な側面を網羅的に…

ルーマニアン・ニュー・ウェーヴ:クリスティアン・ムンジウ監督と仲間たち|矢田部吉彦コラム

2000年代からルーマニア映画が新しい波に乗った。「ルーマニアン・ニュー・ウェーヴ」と呼ばれる飛躍の時代にルーマニア映画は何を描いたのか。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際…

1,000人に聞いた若年層の意識調査第3弾「選択的夫婦別姓、AI、性加害等に関する考え方」

「あしたメディア by BIGLOBE」では、主に20代の若年層を対象とした意識調査を実施した。今回は、「関心がある社会課題、性加害」等の項目を取り上げる。アンケート結果から見えてきた若年層の意識や傾向について、分析した内容を紹介する。

クエスチョニングとは?その意味やXジェンダー、SOGI、クィアとの関連性を解説

クエスチョニングとは、自身の性的指向やジェンダーアイデンティティに疑問を持つことを指し、自己探求の一部として位置づけられる。本記事では、その概念から深い理解、そして、XジェンダーやSOGI、クィアとの関連性に至るまで詳細に解説する。自己認識の旅…

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【シオリーヌの場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

心地よいパートナーシップは、一人ひとり違う。しかしながら、パートナーシップのあり方にはまだまだ選択肢が乏しいのが現状だ。「LIFULL STORIES」と「あしたメディア by BIGLOBE」では、シオリーヌさんに「心地よいパートナーシップ」について聞いてみるこ…

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【池田有希子の場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

心地よいパートナーシップは、一人ひとり違う。しかしながら、パートナーシップのあり方にはまだまだ選択肢が乏しいのが現状だ。「LIFULL STORIES」と「あしたメディア by BIGLOBE」では、池田有希子さんに「心地よいパートナーシップ」について聞いてみるこ…

「夫、家事しない」問題。男性家事育児力、全国1位の高知県から考える

男性の家事・育児力を都道府県別にランキングした調査で、全国1位に輝いたのは高知県だった。なぜ高知県男性の家事・育児力は高いのだろうか?独自の政策が行われているのか、県民性に由来するものなのか。理由を探るため、高知県の取り組みについて調べるこ…

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【櫻木杏奈の場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

心地よいパートナーシップは、一人ひとり違う。しかしながら、パートナーシップのあり方にはまだまだ選択肢が乏しいのが現状だ。「LIFULL STORIES」と「あしたメディア by BIGLOBE」では、櫻木杏奈さんに「心地よいパートナーシップ」について聞いてみること…

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【能町みね子の場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

心地よいパートナーシップは、一人ひとり違う。しかしながら、パートナーシップのあり方にはまだまだ選択肢が乏しいのが現状だ。「LIFULL STORIES」と「あしたメディア by BIGLOBE」では、能町みね子さんに「心地よいパートナーシップ」について聞いてみるこ…

SOGIとは?その意味や性的指向・性自認の定義、権利保護について解説!

SOGIとは、性的指向(誰に惹かれるかの性的な方向性)と性自認(自分の内面で感じる性のアイデンティティ)を示す言葉。SOGIに関する基本情報から、権利保護、誤解やステレオタイプの解消方法に至るまでを本記事で解説する。

フェムテックとは?その意味と女性の健康とウェルネスを変革する未来!

フェムテックは、女性の健康に関するテクノロジーを指し、市場拡大が期待される分野だ。この記事では、フェムテックの概要や主要カテゴリ、利点、業界の課題や今後の展望、おすすめの企業と製品について解説する。また、女性の健康意識向上や医療アクセスの…

ジェンダーバイアスとは?その意味と具体例、男女平等な社会を目指すための対策を解説!

ジェンダーバイアスとは、特定の性別に対する偏見や不平等な扱いのことを指す。これは、男性や女性に対して行われる場合があり、社会や文化的な影響、または個人的な信念によって引き起こされる。この記事ではその意味と事例、社会的な影響などについて解説…

「ワーキングプア」の意味とは?社会問題としての深刻な現実について解説

「ワーキングプア」の意味とは?社会問題としての深刻な現実について解説

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』細田佳央太&金子由里奈監督インタビュー 「優しい人が生きやすい世の中のきっかけを作る」

俳優、細田佳央太は、才能のある監督たちに愛されている。映画初主演となった『町田くんの世界』(2019年)では石井裕也監督と、『子供はわかってあげない』(2021年)では沖田修一監督とのコラボレーションが大きな注目を集めた。そんな彼が新たにタッグを…

クィアとは?その歴史や文化、Xジェンダーやノンバイナリーとの違いを解説

クィア(Queer)とは性的マイノリティーや、既存の性の概念やカテゴリに属さない人たちの総称である。もともとの英語単語の意味としては「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉。この記事では、クエスチョンニングやXジェンダーとの違い、その…

三原勇希が女性だけのランニングコミュニティ GO GIRL を運営するわけ|よりよい未来の仕掛け人

未来を担う次世代のリーダーたちに、新しいアイデアや仕事のヒントを提供するウェブメディア「FINDERS」と、あしたメディアがコラボレーション。「よりよい未来」を作るための企画を考える「仕掛け人」たちと、その企画を取材します。 今回は、3月21日にマラ…

ルッキズムとは?見た目主義の現代社会とその影響を解説

ルッキズム(Lookism)とは人の外見や身体的特徴を評価し価値をつけ差別すること。Looks(外見)+ ism(主義)を合わせた造語。この記事では、その具体的な意味や使い方、またそれに立ち向かう方法を解説する。

アウティングとは?その意味や現状と事例、カミングアウトとの違いを徹底解説

アウティングとは人のセクシュアリティを本人の了承を得ることなく勝手に第三者やSNSに暴露することを指す。この記事では、カミングアウトとの違いやその具体的な意味、事例などを解説する。

バレンタイン文化の起源と問題。チョコレートの送り先は「自分」に変化?

バレンタインデーの起源 日本では好きな人や仲の良い人、お世話になっている人などにチョコレートを贈る日とされているバレンタインデー。そもそも何の記念日なのかご存知だろうか。まずはバレンタインの起源をたどってみたい。 バレンタインの起源を遡ると…

18歳、大人の仲間入り。  成人年齢引き下げは、私たちの生活にどう影響するのだろう

2022年4月1日、民法改正により、成人年齢の引き下げがなされた。 これまで20歳だった成人年齢が18歳に変更されるということで、話題になったことも記憶に新しいだろう。1876年から140年以上もの間、変わることのなかった成人年齢が一体なぜこのタイミングで…

止まらない日本の少子化。母親・家族像の「あるべき論」も影響している?

2022年11月、世界の人口が80億人に達した。このままいくと、2080年代には約104億人となりピークに達する予定だ。(※1)一方で日本では少子化が叫ばれて久しく、様々な子育て支援策が打ち出されている。私たちの生活では少子化を課題とする声が日常になりすぎ…

アロマンティックとは?その意味やアセクシュアルとの比較、人間関係に与える影響を解説

アロマンティックとは他人に恋愛感情を抱かない人や指向のことを指す。この記事では、それが人間関係にどのような影響を与えるのかを紹介する。また、当事者の心の健康を保つためのいくつかのヒント、その家族や友人をサポートする方法も解説する。

「どの口が何言うかが肝心」――日本語ラップの「メッセージ」と「主体」

ヒップホップは、日本語ラップはこの社会に対して、なにを歌ってきたのだろうか。あるいは、日本語ラップは日本社会においていかなる位置を占めているのだろうか。アメリカで、ヒップホップと社会が強い結び付きを得たのは一般に、伝説的な1曲とされるGrandm…

ポリティカル・コレクトネスとは?その意味と事例、問題点を解説

ポリティカル・コレクトネス(PC)とは、特定の社会グループ内においてすでに不利益や差別を経験している人々を侮辱したり、排除したり、傷つけたりする言動を避けることを意味する。この記事では、その具体的な意味や注目されている理由を解説する。

「月経を理解する1つの選択肢に」男性が月経痛を体験してみた。

筆者は男性だ。 月経をよく理解している男性はどれぐらいいるのだろうか。ある調査によると「生理について理解があるか?」と言う質問に対して「はい」と答えた男性は44.8%で、「いいえ」と答えた男性が41.5%であった。(※1)わずかではあるが、はいと答え…

「SDGs 17.パートナーシップで目標を達成しよう」とは?身近なパートナーシップの在り方を見直してみよう

恋人や配偶者のことを、「パートナー」と呼ぶ人に出会うことが増えた。関係性に上下を感じさせないフラットな呼び方として、または性別を限定しない呼び方として広まりつつある。かつてより、パートナーを他者として尊重し、関係性を見直そうとする風潮も生…

ミソジニーとは?女性への蔑視にまつわる意味やセクシストとの違い、嫌悪が生まれる原因を解説

ミソジニー(Misogyny)とは、女性に対する嫌悪や蔑視を意味する。本記事ではその意味と嫌悪が生まれる原因、対処法についてを説明する。

ガラスの天井とは?その意味と事例、性別や人種などによる格差と障壁を解説

ガラスの天井とは企業や組織、業界において性別などを理由に個人が昇進するのを阻む、目に見えないバリアの存在を表現する比喩である。本記事はガラスの天井の事例や原因、性別などによる格差を解説する。

11月から東京都全域で導入。パートナーシップ宣誓制度を通じて考える結婚

2022年11月1日から、東京都でパートナーシップ宣誓制度が導入された。 筆者がそのニュースを見たのは2022年9月の自身の結婚に向け、事実婚について調べていた時だった。筆者とパートナーはお互いに「自分の苗字でいたい」という気持ちや、結婚にまつわる周囲…

ノンバイナリーとは?その意味とクイアとの違い、ジェンダーの多様性について解説

ノンバイナリーとは出生時に指定された性別や性的指向に関係ない、自身のジェンダーアイデンティティ・性表現のことを指す。混同されやすいトランスジェンダーやXジェンダーとの関係性や詳細を解説する。

産後の痛みを1人で抱える必要はない。新しい家族の始まりを支える産後ケアリゾートとは?

妊娠・出産は、女性の人生においてもっとも大きなライフステージの転換期と言える。新しい家族を迎える喜びの一方で、身体面の大きな変化や、育児へのプレッシャーなどから精神面でも不安を抱える場合が多い。特に、コロナ禍で産後うつとなる女性が3人に1人…

「17.13%」男性の育休取得率が低い日本。背景と今後の課題とは

先日、Twitterであるツイートを目にした。ある男性が1年間の育児休業を取得しようとした際に、「1年も育休とって何をするの?」と社内で何度も聞かれたというものだ。また、この質問に日本の子育てに関する価値観、男性の育休の取りづらさなどの問題が凝縮さ…

女性議員はなぜ少ない? 政治分野のジェンダーギャップを考える

国会や企業の役職者の会議をイメージしたとき、どんな風景が浮かぶだろうか? 筆者は、黒っぽいスーツに身を包んだ年配の「男性たち」の集まりを連想してしまう。そこはカラフルではない。ある程度同質性が高いと捉えられる外見・性質をした人々の集う姿が、…

すべての女性にスポーツを。マタニティコレクション「ナイキ(M)」に込められた思いとは

2022年8月9日、株式会社ナイキジャパン(以下、ナイキ)は、世界中の女性たちの妊娠期間とその後をサポートするマタニティコレクション「ナイキ(M)」の国内展開を開始した。ナイキ(M)は2020年に北米、ヨーロッパ、アフリカで販売が開始されたコレクショ…

絶対的な幸せはない。『ヒヤマケンタロウの妊娠』から考える多様な妊娠・出産・家族

広告代理店の第一線で活躍し、仕事もプライベートも充実した日々を送る30代の桧山健太郎は、ある日突然、自分が妊娠していることを知る。「男性も妊娠する」世界を描き話題になった、Netflixドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』。ドラマを観て、「男性も妊娠し…

マンスプレイニングとは?女性蔑視に基づく行為の具体例と防止策を解説

マンスプレイニングとは、男性が女性に対して見下したような態度や偉そうな態度で物事の詳細を説明したりしようとする行為のこと。

プライド月間は誰のため、何のためにあるのか

毎年6月は、LGBTQ+の権利を啓発する活動が世界中で行われるプライド月間だ。企業からレインボーカラーのグッズが売り出されたり、キャンペーンやイベントが開催されている。毎年決まった時期になるとSNSやメディアでも特集が組まれたりして、突如として動き…