よりよい未来の話をしよう

SDGs 05. ジェンダー平等を実現しよう

アロマンティックとは?恋愛的指向やアセクシュアルとの比較を解説

アロマンティックとは他人に恋愛感情を抱かない人や指向のことを指す。この記事では、それが人間関係にどのような影響を与えるのかを紹介する。また、当事者の心の健康を保つためのいくつかのヒント、その家族や友人をサポートする方法も解説する。

「どの口が何言うかが肝心」――日本語ラップの「メッセージ」と「主体」

ヒップホップは、日本語ラップはこの社会に対して、なにを歌ってきたのだろうか。あるいは、日本語ラップは日本社会においていかなる位置を占めているのだろうか。アメリカで、ヒップホップと社会が強い結び付きを得たのは一般に、伝説的な1曲とされるGrandm…

ポリティカル・コレクトネスとは?その意味と事例、問題点を解説

ポリティカル・コレクトネス(PC)とは、特定の社会グループ内においてすでに不利益や差別を経験している人々を侮辱したり、排除したり、傷つけたりする言動を避けることを意味する。この記事では、その具体的な意味や注目されている理由を解説する。

【編集部体験記No.1】「月経を理解する1つの選択肢に」男性が月経痛を体験してみた。

筆者は男性だ。 月経をよく理解している男性はどれぐらいいるのだろうか。ある調査によると「生理について理解があるか?」と言う質問に対して「はい」と答えた男性は44.8%で、「いいえ」と答えた男性が41.5%であった。(※1)わずかではあるが、はいと答え…

「SDGs 17.パートナーシップで目標を達成しよう」とは?身近なパートナーシップの在り方を見直してみよう

恋人や配偶者のことを、「パートナー」と呼ぶ人に出会うことが増えた。関係性に上下を感じさせないフラットな呼び方として、または性別を限定しない呼び方として広まりつつある。かつてより、パートナーを他者として尊重し、関係性を見直そうとする風潮も生…

ミソジニーとは?女性への蔑視にまつわる意味やセクシストとの違い、嫌悪が生まれる原因を解説

ミソジニー(Misogyny)とは、女性に対する嫌悪や蔑視を意味する。本記事ではその意味と嫌悪が生まれる原因、対処法についてを説明する。

ガラスの天井とは?その意味と事例、性別や人種などによる格差と障壁を解説

ガラスの天井とは企業や組織、業界において性別などを理由に個人が昇進するのを阻む、目に見えないバリアの存在を表現する比喩である。本記事はガラスの天井の事例や原因、性別などによる格差を解説する。

11月から東京都全域で導入。パートナーシップ宣誓制度を通じて考える結婚

2022年11月1日から、東京都でパートナーシップ宣誓制度が導入された。 筆者がそのニュースを見たのは2022年9月の自身の結婚に向け、事実婚について調べていた時だった。筆者とパートナーはお互いに「自分の苗字でいたい」という気持ちや、結婚にまつわる周囲…

ノンバイナリーとは?その意味とクイアとの違い、ジェンダーの多様性について解説

ノンバイナリーとは出生時に指定された性別や性的指向に関係ない、自身のジェンダーアイデンティティ・性表現のことを指す。混同されやすいトランスジェンダーやXジェンダーとの関係性や詳細を解説する。

産後の痛みを1人で抱える必要はない。新しい家族の始まりを支える産後ケアリゾートとは?

妊娠・出産は、女性の人生においてもっとも大きなライフステージの転換期と言える。新しい家族を迎える喜びの一方で、身体面の大きな変化や、育児へのプレッシャーなどから精神面でも不安を抱える場合が多い。特に、コロナ禍で産後うつとなる女性が3人に1人…

「17.13%」男性の育休取得率が低い日本。背景と今後の課題とは

先日、Twitterであるツイートを目にした。ある男性が1年間の育児休業を取得しようとした際に、「1年も育休とって何をするの?」と社内で何度も聞かれたというものだ。また、この質問に日本の子育てに関する価値観、男性の育休の取りづらさなどの問題が凝縮さ…

女性議員はなぜ少ない? 政治分野のジェンダーギャップを考える

国会や企業の役職者の会議をイメージしたとき、どんな風景が浮かぶだろうか? 筆者は、黒っぽいスーツに身を包んだ年配の「男性たち」の集まりを連想してしまう。そこはカラフルではない。ある程度同質性が高いと捉えられる外見・性質をした人々の集う姿が、…

すべての女性にスポーツを。マタニティコレクション「ナイキ(M)」に込められた思いとは

2022年8月9日、株式会社ナイキジャパン(以下、ナイキ)は、世界中の女性たちの妊娠期間とその後をサポートするマタニティコレクション「ナイキ(M)」の国内展開を開始した。ナイキ(M)は2020年に北米、ヨーロッパ、アフリカで販売が開始されたコレクショ…

絶対的な幸せはない。『ヒヤマケンタロウの妊娠』から考える多様な妊娠・出産・家族

広告代理店の第一線で活躍し、仕事もプライベートも充実した日々を送る30代の桧山健太郎は、ある日突然、自分が妊娠していることを知る。「男性も妊娠する」世界を描き話題になった、Netflixドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』。ドラマを観て、「男性も妊娠し…

マンスプレイニングとは?女性蔑視に基づく行為の具体例と防止策を解説

マンスプレイニングとは、男性が女性に対して見下したような態度や偉そうな態度で物事の詳細を説明したりしようとする行為のこと。

プライド月間は誰のため、何のためにあるのか

毎年6月は、LGBTQ+の権利を啓発する活動が世界中で行われるプライド月間だ。企業からレインボーカラーのグッズが売り出されたり、キャンペーンやイベントが開催されている。毎年決まった時期になるとSNSやメディアでも特集が組まれたりして、突如として動き…

小林涼子が描く、おいしいものが食べ続けられる未来

映画、テレビドラマなどに出演し、俳優として活躍している小林涼子さん。そんな彼女は、最近もう1つの顔を手にした。“起業家”としての顔だ。2021年に株式会社AGRIKOを起業し、2022年5月には生まれ育った世田谷区にあるOGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町の屋上…

あなたがあなたのままでいられる場所をつくりたい 合田文さんインタビュー

「あなたがあなたのままで、あなたらしい人生を『選択しやすいような社会』の実現をめざした事業を行います」 ジェンダーやセクシュアリティにまつわる事業を行う株式会社TIEWAが掲げるミッションには、そのように記されている。同社CEOの合田文さんは、「自…

街中にもっと授乳室を。ポータブル授乳室「mamaro™」が目指す授乳に優しい街とは?

ある日たまたま耳にした「mamaro™」(※1)。気になって調べてみると、その正体は“ポータブル授乳室”だという。なんでも、街中における授乳室不足の解消を目指しているようだ。 私は結婚もしていなければ出産経験も無い。聞くところによると、子育て中のお母…

あの人の代名詞って「彼女」でいいのかな?単語のジェンダーについて考えてみよう

SNSを眺めていると、名前の横にshe/herやhe/himなどと書いている人を見かけることが増えた。これは、その人を指す代名詞、pronoun(プロナウン)を示したものだ。 改めて考えてみるとこれまで、自分の代名詞を自分で表明することが少なかったように思う。見…

あしたメディアin Podcast #11−#12 山本奈衣瑠さんと考える社会課題への情緒的アプローチ

16回限定で配信された「あしたメディア in Podcast」。この番組ではメインMCの、ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、毎回ゲストを迎え、さまざまな観点から「社会を前進させる取り組み」についてトークを展開する。今回は第11回(…

女性だって“ハンサム”なライブができる 俳優・清水くるみさんインタビュー 

「ハンサム」の概念は、男性だけに使われるものだろうか。 いや、決してそんなことはない。2022年、国際女性デーである3月8日に、芸能事務所アミューズは女性キャストだけで構成するライブを開催する。その名も「AMUSE PRESENTS SUPER HANDSOME W LIVE "HAND…

3月8日は国際女性デー。日本のジェンダーギャップを改めて数字で考える

毎年3月8日は国際女性デーだ。20世紀初頭の3月8日に起こったニューヨークでの婦人参政権を求めるデモを起源としている。このときに掲げられたスローガンが「パンとバラ」、つまりパン=賃金とバラ=参政権(尊厳)を女性たちにも渡せというものだった。この…

あしたメディア in Podcast #7- #8 シオリーヌさんと考える「あしたの性教育」とは

「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から“いま”知りたい情報を発信する「あしたメディア in Podcast(全16回)」。メインMCを務めるのは、ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さん。この記事では、第7回(1月24日配信)と…

あしたメディア in Podcast # 5- # 6 辻愛沙子さんに聞く「社会を前進させるクリエイティブ」とは

ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに、様々な切り口から“いま”知りたい情報を全16回に渡り発信する、「あしたメディア in Podcast」。この記事では、第5回(1…

あしたメディア in Podcast #3−#4 選挙に行かない若者は損をする?若者の社会参加とSDGs

「あしたメディア in Podcast」では、メインMCの、2人組ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から“いま”知りたい情報を全16回配信で発信する。こ…

私たちに大切な性に関するコミュニケーション、「性的同意」

「性的同意」という言葉を聞いたことがあるだろうか。性的同意とは文字通り性に関するコミュニケーションの際に同意をとることで、NPO法人ピルコンのサイトでは次のように説明がある。 性的同意は、性的な行為に対して、その行為を積極的にしたいと望むお互…

あしたメディア in Podcast #1−#2 ソーシャルグッドって何だろう?身近な“気づき”から考える

2021年12月23日、「あしたメディア in Podcast」が始動した。メインMCの、2人組ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から”いま”知りたい情報を全1…

この絵文字の意味知っていますか?絵文字から読みとく多様性

いつの間にかテキストコミュニケーションにおける重要な一部を占めるようになった絵文字。友人や家族などとのLINEやメールではもちろん、仕事上の会話でも絵文字を使っているという人も少なくないだろう。筆者含め、デジタルネイティブの世代にとっては、物…

人と違ってかわいそう、 そんなステレオタイプは「うるせえよ」 ふくだももこ監督インタビュー

小学生のとき書いた作文に、「大人になったらお嫁さんになる」と書いた女子は1人ではなかったと思う。結婚をすることは、幸せで正しいことだと幼いながらに思っていたのだろう。筆者もそんな1人だった。 それが大人になると、幸せで柔らかなイメージであった…

性教育は、コミュニケーションの勉強? 『SEX EDUCATION』で知る・わかる包括的性教育

withコロナ時代の今、日頃の娯楽としてネットフリックスやアマゾンプライムなどの映像コンテンツを楽しむことは当たり前になりつつある。そのなかでも一定数のファンを持ち、度々話題に上がるのが、『SEX EDUCATION』シリーズだ。一見、一般的な学園ドラマに…

世界の女性管理職は約3割。ポジティブアクションはこれを変えるか

将来の夢は何に影響されてできたのだろうか 子どものころ、どんな職業につきたいと考えていただろうか?正直に言うと筆者はあまり思い出せないのだが、子どもの頃の将来の夢というと何となく決まったイメージがあるだろう。例えば、女の子はケーキ屋さんにお…

女性アスリートが安心して「プロ」を目指せる未来 サッカー選手 下山田志帆さんインタビュー

2021年9月、日本で初めての女子プロサッカーリーグ、WEリーグが開幕した。なでしこリーグの上位に位置するリーグであり、日本における女子サッカーのトップリーグとなる。WEリーグはWomen Empowerment Leagueの略称だ。女性プロスポーツの発展や女性活躍の推…

「心地よい」は人それぞれ。 だからみんなで考えたい、結婚のカタチ

「それで、なんで『結婚』にしたの?」 結婚してすぐのとき、友人から問われた言葉だ。当時は友人の意図など考えず、なんと回答したかすら覚えていない。なぜって、「結婚」はこの形しかないと思っていたから。 選択的夫婦別姓の議論などを見る中で、ふと改…

「働きやすさ」とは? 育休取得よりも復職後に注目してみると

働き方改革が、本格的に叫ばれるようになってから約2年がたつ。働き方改革関連法案が施行され始めたのは、2019年4月のことだ。厚生労働省によると、働き方改革とは 「働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるよ…

エンジニアは男性の仕事?業界の偏りがもたらす問題とは

「エンジニア」と聞くとどんな人物をイメージするだろう。なんとなく、スマートな男性を思い浮かべてしまった人も多いのではないだろうか。試しに「エンジニア」と入力して画像検索をしてみると、写真でもイラストでも、眼鏡をかけパソコンへと向かう男性の…