よりよい未来の話をしよう

SDGs 16.平和と公正をすべての人に

矢田部吉彦|タフな社会派、愛のもつれ、村上春樹アニメ、蜘蛛ホラー。多彩さを誇るフランス映画祭紹介!【連載 世界と私をつなぐ映画】

社会性を帯びながらも、アート映画シーンをけん引し続けるフランス映画の最前線に触れる「横浜フランス映画祭2024」を紹介する。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際映画祭 プログ…

『夜明けのすべて』三宅唱監督インタビュー 「見えるものは変化しても、目には見えない変わらないものがある」

『夜明けのすべて』の劇場公開を迎えた三宅唱監督へのインタビューを実施した。前回の『ケイコ 目を澄ませて』インタビューと同様に、今回も三宅唱監督と映画解説者・中井圭との対談形式でお届けする。

矢田部吉彦|イスラーム映画祭紹介

その国や文化について知る手立てともなるのが映画祭だ。数ある個性的な映画祭のなか最も尊敬している、「イスラーム映画祭」について紹介する。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際…

矢田部吉彦|ガザの映画を見るということ

2023年10月、突然はじまったハマスによるイスラエルへの攻撃。このような世界の惨事に接したとき、映画祭は何ができるのか、そして映画祭は「中立」たりえるのか、そうあるべきなのか。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・…

クィアベイティングとは?その意味や具体例、クィアコーディングとの違いを徹底解説

クィアベイティングは、クィア当事者ではない人がクィアを装うことや、クィアであるかと匂わせるような行動・演出をすることで、注目を集めるマーケティング手法のこと。本記事では、クィアベイティングの定義や起源、クィアコーディングとの違いを解説。さ…

エイジズムとは?その意味や問題点、ステレオタイプとの関連性を徹底解説

エイジズムは、年齢に基づく偏見や差別を指す。本記事では、エイジズムの定義や背景、その問題点と対策について解説する。またエイジズムの背景にあるステレオタイプや労働市場や広告、メディアにおいてエイジズムが表れている具体的な例やその対策について…

矢田部吉彦|「カンヌ監督週間 in Tokio」を見る

2023年5月に開催されたカンヌ映画祭の一部門「監督週間」が東京で開催される。映画業界の“いま”が詰まった映画祭とは。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際映画祭 プログラミング・…

グローバルサウスとは?その意味や歴史的背景、重要性とその役割を解説

グローバルサウスとは、インドやインドネシア、タイや南アフリカといった新興国や発展途上国を指す用語の1つである。本記事では、グローバルサウスの定義、歴史的背景、そして現代におけるその役割と意義を詳しく解説する。グローバル化の進行とともに注目さ…

グレートリセットとは?その意味や目標、具体的な取り組みを解説

グレートリセットとは、経済や社会の構造をより良い世界の実現のために地球全体で変革していこうとする考え方。本記事では、グレートリセット実施のための具体的な取り組みやその影響に至るまでを網羅的に解説する。気候変動、経済格差、技術の進化などの大…

映画の神様が降りた現場:『水いらずの星』俳優兼プロデューサー河野知美さんに聞く|矢田部吉彦コラム

優兼プロデューサー:河野知美さんインタビュー。最新作『水いらずの星』で表現したかったこととは。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際映画祭 プログラミング・ディレクター歴任。

ステレオタイプとは?その意味や社会的影響、具体的な事例を解説

ステレオタイプとは、特定のグループや事象に対する固定的な先入観や見解のことを指す。本記事では、ステレオタイプの起源からその社会的影響、そしてこれを超えるための方法までを包括的に解説する。日常生活から職場環境、メディア表現まで、私たちの認知…

ルーマニアン・ニュー・ウェーヴ:クリスティアン・ムンジウ監督と仲間たち|矢田部吉彦コラム

2000年代からルーマニア映画が新しい波に乗った。「ルーマニアン・ニュー・ウェーヴ」と呼ばれる飛躍の時代にルーマニア映画は何を描いたのか。|矢田部吉彦 映画の配給と宣伝・ドキュメンタリー映画のプロデュース・フランス映画祭の業務に関わる。東京国際…

1,000人に聞いた若年層の意識調査第3弾「選択的夫婦別姓、AI、性加害等に関する考え方」

「あしたメディア by BIGLOBE」では、主に20代の若年層を対象とした意識調査を実施した。今回は、「関心がある社会課題、性加害」等の項目を取り上げる。アンケート結果から見えてきた若年層の意識や傾向について、分析した内容を紹介する。

エシカルファッションとは?その意味やファッション業界が抱える課題、取り組みに向けた方法を紹介

エシカルファッションとは、エシカル消費の考え方に基づいて持続可能性と社会的責任を重視したファッションのことを指す。本記事では、理念から、市場におけるその現状、さらには個人が意識的にエシカルファッションを選択をするための方法に至るまで網羅的…

クエスチョニングとは?その意味やXジェンダー、SOGI、クィアとの関連性を解説

クエスチョニングとは、自身の性的指向やジェンダーアイデンティティに疑問を持つことを指し、自己探求の一部として位置づけられる。本記事では、その概念から深い理解、そして、XジェンダーやSOGI、クィアとの関連性に至るまで詳細に解説する。自己認識の旅…

Xジェンダーとは?その意味やノンバイナリー・クィアと違い、社会的な課題を解説

Xジェンダーとは、二元的な男女の性別にとらわれず、自己の性自認を表現する1つの形態のことを指す。本記事では、Xジェンダーの基本的な概念から、その歴史、ノンバイナリー・クィアとの違いまでを網羅的に解説する。ジェンダーの多様性が社会や個々の自己認…

ダブルスタンダードとは?その定義や社会への影響、具体的な例を解説

ダブルスタンダード(二重基準)は、人々が日常生活や仕事場で遭遇する可能性のある現象である。本記事では、ダブルスタンダードの定義、具体的な例、その影響、そして克服策について幅広く解説する。二重基準についての理解を通じて、より公平で平等な社会…

「戦争をさせない大人」を育てたい 20代の平和教育ファシリテーターがつなぐ沖縄戦の記憶

まもなく78回目の終戦記念日が訪れる。沖縄は戦時中、日本で唯一地上戦を経験し、一般住民からも多くの犠牲が出た場所だ。狩俣日姫さんは、戦争体験者の高齢化が進み戦争の記憶風化が懸念される現在、沖縄で平和教育に取り組む20代だ。活動の背景と平和への…

ソーシャル・キャピタルとは?意味やメリット、事例・活用方法について

ソーシャル・キャピタルは、社会的なネットワークや関係性、信頼、規範などによって形成される価値ある資源を指す。これらは個人やグループ、そして社会全体の行動や活動を容易にし、生産性向上の効果があるとされている。本記事では、その定義と利点から、…

「生の私たち」で対話する理由|惠愛由さん・井上花月さんインタビュー

誰かにとっての正解がルールになり、世の中は動いている。そんななか、Podcast「Call If You Need Me」のパーソナリティ、惠愛由さん、井上花月さんは「ああでもない、こうでもない」とただ語ることを選んでいる。彼女たちが伝えたい想いとは。

トーンポリシングとは?同調圧力との区別と、論点ずらしを防ぐ効果的なコミュニケーションを解説!

トーンポリシング(Tone Policing)とは、社会的な問題について発言した相手に対して、主張自体ではなく、相手の話し方、態度、そして関連する感情を批判することで、議論の焦点を変える行為である。 本記事では、トーンポリシングの特徴や周囲に与える影響…

SOGIとは?その意味や性的指向・性自認の定義、権利保護について解説!

SOGIとは、性的指向(誰に惹かれるかの性的な方向性)と性自認(自分の内面で感じる性のアイデンティティ)を示す言葉。SOGIに関する基本情報から、権利保護、誤解やステレオタイプの解消方法に至るまでを本記事で解説する。

いま、国分寺で選挙が熱い。仕掛け人「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」とは?

あなたにとって、選挙の日はどんな日だろうか。東京・国分寺市には「選挙って本当に楽しいんですよ!」と熱く語るひとりの若者がいる。「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」発起人の鈴木弘樹さんだ。その活動を通じて、じわじわと国分寺市の選挙が盛り上が…

こども家庭庁発足で何が変わる? 知っていたようで知らない「子どもとルール」

2023年4月、日本に「こども家庭庁」が発足した。「こどもがまんなかの社会」を作ることをミッションに据え、子どもの視点に立った政策の実行や少子化対策、様々な困難を抱える子どもの支援を行っていく組織だという。発足と同時に制定されたこども基本法では…

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』細田佳央太&金子由里奈監督インタビュー 「優しい人が生きやすい世の中のきっかけを作る」

俳優、細田佳央太は、才能のある監督たちに愛されている。映画初主演となった『町田くんの世界』(2019年)では石井裕也監督と、『子供はわかってあげない』(2021年)では沖田修一監督とのコラボレーションが大きな注目を集めた。そんな彼が新たにタッグを…

「共感」に踊らされず、自分のやるべきことを見つめる 永井陽右が背中で示す平和への道筋

「多様性」が重視される一方、考え方や立場の違いによる「分断」も生まれ、ときに傷つく。それがいまの社会ではないだろうか。そんな日常の中で叫ばれるのが、共感による結びつきや対話の重要性である。SNSの発展も後押しとなり、同じような考えを持つ人や共…

星野概念さんとメンタルヘルスの話を少しずつする

日々上がったり下がったりする気分について、あるいは憂鬱(ゆううつ)の正体について、誰かに相談した経験はあるだろうか。 近年、メンタルヘルスについて話すことや、精神科やカウンセリングといった専門機関を訪れることのハードルを下げるための発信は増…

ルッキズムとは?見た目主義の現代社会とその影響を解説

ルッキズム(Lookism)とは人の外見や身体的特徴を評価し価値をつけ差別すること。Looks(外見)+ ism(主義)を合わせた造語。この記事では、その具体的な意味や使い方、またそれに立ち向かう方法を解説する。

パブリックコメントとは。行政に目を向けるはじめの1歩に

近頃SNSで「パブコメ」という単語をよく見かける。パブコメとは、パブリックコメントの略称だ。行政が定める前の段階で政策や方針に対して住民が意見できる制度だということは理解しているものの、パブリックコメントの効果が分かりづらいと感じていたり、あ…

18歳、大人の仲間入り。  成人年齢引き下げは、私たちの生活にどう影響するのだろう

2022年4月1日、民法改正により、成人年齢の引き下げがなされた。 これまで20歳だった成人年齢が18歳に変更されるということで、話題になったことも記憶に新しいだろう。1876年から140年以上もの間、変わることのなかった成人年齢が一体なぜこのタイミングで…

「どの口が何言うかが肝心」――日本語ラップの「メッセージ」と「主体」

ヒップホップは、日本語ラップはこの社会に対して、なにを歌ってきたのだろうか。あるいは、日本語ラップは日本社会においていかなる位置を占めているのだろうか。アメリカで、ヒップホップと社会が強い結び付きを得たのは一般に、伝説的な1曲とされるGrandm…

人権デューデリジェンスとは?その意味や背景、企業の取り組みや社会的責任まで徹底解説!

人権デューデリジェンスとは、企業が自社のビジネスについて人権に対するリスクの分析や評価を行い、適切かつ継続的に企業活動を行うことである。本記事ではその意味と詳細について説明する。

防衛と武装は表裏一体。21世紀における徴兵制度を考える

2022年11月3日・文化の日の朝、緊張感のあるアラーム音で目が覚めた。スマートフォンの画面には「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます」とのメッセージと共に、上空を通過する可能性がある地域が列記されていた。その前日、11月2日には北朝鮮が2…

エコーチェンバー現象とは?問題点や具体例、偏らない思考のための対策を解説!

エコーチェンバー現象(Echo chamber)とは特にネットやSNS上などで価値観の似た者同士で意見を交流し、同じ意見に共感し合うことにより、意見や思想が増幅・強化され影響力をもつ現象。その具体的な意味や思考が偏らないようにする対策を解説する。

カカオの未来をひらく。明治が取り組む「持続可能なカカオ」

筆者が仕事や勉強に疲れた時、リフレッシュしたいときに食べるのはいつもチョコレートだ。同じように「チョコレートで一息」がルーティンになっている人も多いのではないだろうか。そんなチョコレートの原材料カカオの生産地・西アフリカ諸国では、カカオ生…

​​キャンセルカルチャーとは?その意味と事例や社会的な問題点を徹底解説!

キャンセルカルチャーとは、著名人など特定の対象が社会的に不適切な発言・行動をした際に、世論から大きな反発が起き不買運動や起用の取り消しを呼びかけることで社会から排除しようとすることを指す。その具体的な意味や事例、問題点などを解説する。

小林涼子が描く、おいしいものが食べ続けられる未来

映画、テレビドラマなどに出演し、俳優として活躍している小林涼子さん。そんな彼女は、最近もう1つの顔を手にした。“起業家”としての顔だ。2021年に株式会社AGRIKOを起業し、2022年5月には生まれ育った世田谷区にあるOGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町の屋上…

ソーシャルメディアは、情報大戦の兵器になる。 しかし、反戦の狼煙にもなる。

広告が描く「貧乏で野蛮な共産圏」 昨年、"Meddle in the New Zealand Election" という広告キャンペーンが、世界的に高く評価された。和訳すると「ニュージーランドの選挙に介入しよう」というタイトルだ。 youtu.be 海外在住のニュージーランド国民は100万…

「無関心」を「関心」へ フォトジャーナリスト 安田菜津紀さんインタビュー

私たちが生きる社会には、さまざまな課題や困難が存在する。それは自分に直接ふりかかってくるものもあれば、自分とは関係ない場所で、でも確実に誰かを苦しめている場合もある。 2011年3月11日に起きた「東日本大震災」から10年あまりが経つ。震災が起きて…

国際母語デーはなぜ存在するのだろうか。言語を守る意義とは

消滅の危機に晒される世界の言語 世界中にどのくらいの言語があるのかご存知だろうか。英語、スペイン語、中国語、フランス語、韓国語…。一体何個の言語名を挙げることができるだろう。 2021年に、非営利のキリスト教系少数言語研究団体である国際SILが公開…

僕が地球の未来を指し示す力になる MIYAVIさんインタビュー

世界的ロックスター、MIYAVIさん。またの名を「サムライ・ギタリスト」。エレクトリックギターをピックを使わずに指でかき鳴らす独創的な“スラップ奏法”は世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功さ…