マライ・メントライン
SDGsを懐疑してみるコラム。第9回は、独に流れる「『正しさ』についていくこと」への諦念の機運を考察する。SDGsを含む変革エネルギーを要する活動は、人間の埋没的な欲求・性質と、果たして相性が良いと言えるのか?|マライ・メントライン 1983年ドイツ生…
SDGsを懐疑してみるコラム。第8回は、このまま生活・価値観を変えずに資本主義を選択し続けた先の未来を考える。そこは、奴隷制をはじめ、出会ったことのない「地獄」かもしれないーー。|マライ・メントライン 1983年ドイツ生まれ、日本在住。職業は「ドイ…
これまでこの連載で論じてきた「SDGsムーブ」への論考と似た議論を展開する、超ナイスな本を見つけた。それは経済学者・斎藤幸平氏の新書。運よくご本人に質問をする機会を得て、斎藤氏から素晴らしい回答をいただいたので、その内容をご紹介したい。|マラ…
エコやSDGsは、よくよく裏側を見ると「地球に優しくない前提」のうえに成り立っていることもある。意思決定層は、果たしてその現状に気づいているのだろうか。ドイツの例を軸に考える。|マライ・メントライン 1983年ドイツ生まれ、日本在住。職業は「ドイツ…
SDGs理念に真に向き合うには、知力と精神力が必要だ。その定義の重心不定さゆえ、SDGsは政治等思想の浸透に利用される危険性もある。ドイツの現状を軸に考える。|マライ・メントライン 1983年ドイツ生まれ、日本在住。職業は「ドイツ人」。
近年、AIの進化と活躍が目覚ましい。しかし、ビッグデータを踏まえ事象に対する解法を提示するはずのAIが、人類が直面する「環境問題」という大きな危機に対して、何らか指針を語ったのを見たことがない。なぜなのだろうか?|マライ・メントライン 1983年ド…
ドイツの若い環境活動家たちが「環境保護のためのウクライナ戦争停止」を訴えている。これは自分たち世代の「未来の生存権」に向けた行動であり、「意識高い系」で留まる話ではないようだ。日本も学べる点があるのだろうか?|マライ・メントライン 1983年ド…
環境先進国と言われるドイツでは、SDGsに対して実利ある取り組みを行っているのだろうか?「カーボン・ニュートラル学校」のエコ教育プログラムからその実態を探っていく。|マライ・メントライン 1983年ドイツ生まれ、日本在住。職業は「ドイツ人」。
「SDGsって知ってる?」と言えば、ネットの情報ストリームに身を浸している人のおおかたは「知ってるよ」と即答できよう。そこで「じゃあ、意味は?」と問えば、 【肯定派】私たちが暮らす環境を守り、私たちの精神性を向上させる指針ですよ! 【否定派】意…
連載「わたしと選挙を考える」では、政治や選挙、社会との関わり方について、これまでにもさまざまな方に発信いただいた。2022年夏、参議院議員通常選挙の投票日を目前に今あなたは何を思うだろうか。第5回は、日独翻訳や通訳・プロデューサーでありながら、…