よりよい未来の話をしよう

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コピーライター橋口幸生氏が特別講義を実施。広告から考える、ソーシャルメディア時代のモラルとは?

2023年10月11日、ビッグローブ株式会社にて特別講義企画「マスタークラス by あしたメディア」が実施された。この企画では、あしたメディアにゆかりのあるさまざまな分野で活躍する方が、ビッグローブ社員向けに講義を実施する。 1回目となった今回は、コピーライターの橋口幸生氏が登場。橋口氏はあしたメディアでも、広告を切り口に、世界中のソーシャルグッドな取り組みを紹介するコラムを連載中だ。そんな橋口氏による「マスタークラス by あしたメディア」第1回目の内容をレポートする。 「…

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【シオリーヌの場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

… STORIESで読む心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【つくしの場合】 シオリーヌ助産師、性教育YouTuber、株式会社Rine代表取締役。総合病院産婦人科、精神科児童思春期病棟にて勤務ののち、現在は学校での性教育に関する講演や性の知識を学べるイベント等の講師を務める。YouTubeチャンネルでは、性の知識を気軽に学べる動画を配信中。Twitter:@shiori_mwYouTube:【性教育YouTuber】シオリーヌ 取材・編集・文:白鳥菜都写真:服部芽生

心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【櫻木杏奈の場合】ーLIFULL STORIES×あしたメディア共同企画ー

…くのかもしれない。 ▼パートナーの彩人さんにお話を聞いた記事をLIFULL STORIESで読む心地よいはみんな違う。私たちのパートナーシップ【櫻木彩人の場合】 櫻木杏奈2011年に自宅でサロンを開業し、リンパマッサージの提供を開始。シングルマザーと経営者の二足の草鞋で活動する中で、黄土漢方よもぎ蒸しに出会い、よもぎ蒸しのインストラクターになる。よもぎ蒸しサロンの運営や、よもぎ蒸しスクールの運営を行う。Instagram:@ann.space 取材・文:白鳥菜都写真:服部芽生

「死のリデザイン」に取り組む「さだまらないオバケ」とは何者なのか

…生きる希望をひきだす”「49日のひきだしもなか」 49日はもちろん、そのほかの法事や葬儀、お盆などの家族や親戚・友人知人が集まる場の真ん中に、ひきだしもなかが雲のようにふわりとあることによって、一人一人の故人への想いをひきだしてくれる、そんな体験を含めた手づくりもなかをつくりました。 これまでの49日のカタチに囚われずに、故人を大切に想うすべての人が、それぞれにあったカタチで弔いをする、「新しい49日」を提案します。 取材・文:白鳥菜都編集:三浦永写真:さだまらないオバケ提供

「SDGs 17.パートナーシップで目標を達成しよう」とは?身近なパートナーシップの在り方を見直してみよう

…めには、「1人ひとりが意識を変えることが重要だ」とよく言われる。それは間違いないと思う。一方で、社会課題の解決においては、個人の意識だけではどうにもならないことが多い。問題に気付くきっかけをくれる誰か、一緒に問題を考えようと言ってくれる誰か、バカにせずに共に解決のために動こうとしてくれる誰か。そんな風に複数の組織や個人がパートナーシップを結び、個人の意識・制度の改革・社会の感覚のアップデートなど、包括的に前進していくことが最も重要なのかもしれない。 文:白鳥菜都編集:おのれい

「傷つき」にも「好き」にも正直に。水曜日のカンパネラ・詩羽の「自分らしさ」の輝かせ方

…ためらわないでほしいなって思います」 明るい笑顔がトレードマークの詩羽さんの口から出てきた、過去の悩みやメラメラとした負けん気といった素直な言葉にまた惹きつけられる取材となった。 水曜日のカンパネラ加入から、まだ1年しか経っていないことに驚いてしまうほど、飛躍を遂げてきた詩羽さん。これからもさらなる「ラブ」を人々に届け、海外での活動も目指したいと話す。ここから数年、数十年と躍進を遂げていくであろう詩羽さんの姿を見るのが楽しみだ。 取材・文:白鳥菜都編集:日比楽那写真:服部芽生

その「良かれと思って」が加害の1歩目かもしれない

…」と願うモラハラ・DV加害者の当事者団体GADHA代表。職場のメンバーやパートナーへの加害による関係の危機を経験し、自身の加害性を自覚。発達・臨床心理学をはじめ、学習理論やケアの哲学・倫理学などの知識に触れ、加害者変容を進める中で、当事者団体の必要性を実感し、2021年4月に同団体の運営を開始した。 取材・文:白鳥菜都編集:Mizuki Takeuchi 本記事に記載された見解は各ライターの見解であり、BIGLOBEまたはその関連会社、「あしたメディア」の見解ではありません。

『海が走るエンドロール』作者に聞く 65歳女性・映画界への船出の背景

…喫している。65歳の本気のモノ作りのストーリーが今後どう展開していくのか、これからも目が離せない。 たらちねジョン兵庫県出身の漫画家・イラストレーター。既刊に『アザミの城の魔女』全4巻(竹書房)『グッドナイト、アイラブユー』全4巻(KADOKAWA)がある。2020年より「月刊ミステリーボニータ」(秋田書店)にて『海が走るエンドロール』の連載を開始し、コミックス第3巻まで発売されている。また、「たらつみジョン」名義でBL作家としても活動中。 取材・文:白鳥菜都編集:大沼芙実子

プライド月間は誰のため、何のためにあるのか

…る。しかし、これらは6月30日の夜中には剥がされてしまうことだろう。そして6色のレインボーに染められたグッズたちも、在庫処分とされてしまうだろう。セクシュアルマイノリティの可視化は、1ヶ月で強制的に終了され、7月にはなかったことにされてしまうように感じる。 プライド月間は終われど、セクシュアルマイノリティ当事者の生活は続いていく。ウォッシングに乗っかって消費するだけではなく、永久的な権利獲得に向けたアクションへと動いていくべきなのではないだろうか。 文:白鳥菜都編集:おのれい

うどんで発電できるって知ってた?進化する発電のアイデア

…可能性 エネルギーの問題は、気候危機・気候変動の問題を考える上で避けては通れないポイントの一つだ。そんな状況のなか、ここで紹介した以外にも発電の方法や発電機のデザインは日々進化している。発電の効率や安定供給の可否など、様々な条件を満たすためのユニークな発電方法が次々に生まれているのだ。そしていま、地域によって差はあれど消費者としては電力会社を選ぶこともできる。自分が使用している電力のエネルギー源は何なのか知るところから始めてみるのもいいかもしれない。 文:白鳥菜都編集:森ゆり

「我が国では」から始まるウィキペディアの記事は誰向け? 北村紗衣さんインタビュー

…るのはいかがだろうか。 北村紗衣1983 年生まれ。武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、 フェミニスト批評。ウィキペディアンとしても活動する。著書に『お砂糖とスパイスと爆発的な何 か』(書肆侃侃房)、『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社)、共訳にヘンリー・ジェンキ ンズ『コンヴァージェンス・カルチャー』(晶文社)、『批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く』 (ちくま新書) がある。 取材・文:白鳥菜都編集:柴崎真直

あの人の代名詞って「彼女」でいいのかな?単語のジェンダーについて考えてみよう

…介するときでも、ついつい私たちは他人の代名詞を勝手に決めて、「彼女は〜」などと話し始めてしまう。でも、そんなときに少し立ち止まって考えてみてほしい。その人は本当に「彼女」と呼ばれることを望んでいるのだろうか。本記事でも紹介したように、小さなことの積み重ねが、企業や社会を動かすきっかけになる。まずは、(もちろん無理にカミングアウトを強要するわけではないが)自分の代名詞を表明したり、親しい人の代名詞を改めて確認してみることから始めてみてはいかがだろうか。 文:白鳥菜都編集:森ゆり

あしたメディアin Podcast #11−#12 山本奈衣瑠さんと考える社会課題への情緒的アプローチ

…社会や国の問題まで考えることができないという人も多いだろう。さまざまな思想や属性を持ち、リテラシーも異なる人々が共存する社会だからこそ、『EA magazine』のように多くの人に開かれた「選択肢」が必要なのかもしれない。 〈あしたメディア in Podcast概要〉MC:Rachel(chelmico)、中井圭(あしたメディア編集部、映画解説者)配信媒体: Spotify(Apple Podcastも順次配信予定)更新頻度:週2回配信、全16回 文:白鳥菜都編集:大沼芙実子

3月8日は国際女性デー。日本のジェンダーギャップを改めて数字で考える

…意識の変革はもちろん重要だが、ジェンダーギャップの解消にはシステムの変化が重要だろう。例えば、クオータ制度(※8)を取り入れている国もある。このように数字で現れる問題に対して解決方法を数字で考えることも可能なはずだ。 2022年のジェンダーギャップレポートも3月末には公開されるだろう。日本のジェンダーギャップの現在地を認識するためにもチェックしてみてはいかがだろうか。 ※8 議員や企業の役員など、性別などの属性に基づいてあらかじめ定員を決める方法。 文:白鳥菜都編集:竹内瑞貴

きっかけと知識をくれるのが会社だったら? BIGLOBEのSDGsワークショップ参加者鼎談

ビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)では、2021年8月より仕事とSDGsを結びつけるための社内ワークショップ「SDGsワークショップ」の取り組みを行なっている。このワークショップでは、社内の部門ごとに部長・グループリーダークラスの社員が集まり、SDGsを基礎から学び、自部門の業務と結び付けてどんな活動ができるのか考え、プレゼンテーションを行う。(ワークショップレポートはこちら) 他の研修とは一味違った、SDGsという切り口でのワークショップに社内での反響も大きいとい…

国際母語デーはなぜ存在するのだろうか。言語を守る意義とは

…。同じ日本に生まれ育った人だとしても、よく考えてみるとその母語は少しずつ異なるのかもしれない。関西弁かもしれないし、博多弁かもしれない。あるいは、手話かもしれない。 ルーツが異なる人々が生きる現代、当然触れてきた言葉にも違いがある。そして言語の数だけ、異なったカルチャーが存在する。自分にとっての母語以外の言葉を知ることは、他者の文化を知ることにもつながるだろう。多様性を考えるきっかけのひとつとして、言語や母語について調べてみるのはいかがだろうか。 文:白鳥菜都編集:大沼芙実子

BIGLOBE 毎日の仕事とSDGsを結びつける「SDGsワークショップ」を開催

2015年9月に国連サミットで採択された国際目標、SDGs。テレビ、雑誌、SNS、電車の中の広告など、今や毎日どこかしらで見かけるようになった言葉だろう。 「誰ひとり取り残さない」持続可能な社会を実現するため、環境問題や貧困問題、ジェンダーギャップに関する問題など、17のゴールの達成に向けて作られた。SDGsについて語られる時、多くの場合、私たちにできるアクションとして提示されるものは「消費者として、日々の生活の中でできることをしよう」といった主旨のものが多い。 しかし、ふと…

この絵文字の意味知っていますか?絵文字から読みとく多様性

…ーの絵文字が登場してから20年以上が経過したいま、時代の流れとともに絵文字はどんどんと進化している。 2021年の年末には、さらに新しく37個の絵文字が登場することが公表されている。中には王冠を被った女性や妊娠中の男性、さらにはK-POPブームとともに大流行したフィンガーハートなどの絵文字などが含まれている。社会の流れを汲み取り、ポップでキャッチーなアイコンを作り出す絵文字。もう一度よく見直してみると、気づいていなかった多様な世界が見えてくるかも? 文:白鳥菜都編集:柴崎真直

「買う・見る・使う」が寄付になる。ソーシャルグッドを加速させるビジネスアイデア

…び続けている。せっかくお金を使うのであれば、意思のある消費をしたい。少しずつ増えてきた選択肢の中から、寄付の組み込まれたプロダクトを選んでみるのはいかがだろうか。 ※4 参照:損害保険ジャパン株式会社「「SDGs・社会課題に関する意識調査」 ~認知度は約8割、達成に向けて個人と企業に求められるものとは~」https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20210802_1.pdf 文:白鳥菜都編集:おのれい

輝くクリスマスの裏側で。ホリデーシーズンに環境問題を見つめ直そう

…、人工ツリーでもなく、使い捨てのモミの木でもなく、最近ではレンタルツリーという選択肢もある。プラスチックを使用した人工ツリーがどんどんと増えたり、すぐに焼却されてしまうモミの木が増えるよりも、1度生産された木を長く使うという選択ができるのである。 私たちのこうした選択が、企業をより強く動かすきっかけにもなる。せっかくのクリスマス、私たち1人1人にとっても、地球にとっても優しい時間にするために、今一度クリスマスの消費を見直してみるのはいかがだろうか。 文:白鳥菜都編集:篠ゆりえ

「もし自分が着るんだったら」から始まる福祉 平林景さんインタビュー

…林景(ひらばやし・けい)1977年、大阪府生まれ。元・美容師。学校法人三幸学園に十四年勤務し、専門学校の教員や、東京未来大学こどもみらい園・副園長、東京未来大学みらいフリースクール・副スクール長を兼務。2017年1月、独立。放課後等デイサービスを起業した後、2019年11月、一般社団法人日本障がい者ファッション協会(JPFA)を設立、代表理事に就任。「福祉業界のオシャレ番長」として学校や医療・福祉現場などで講演活動中。 取材・文:白鳥菜都編集:竹内瑞貴撮影:Kohei Oka

「もういい歳なんだから」が加速させる差別 エイジズム

…んな人物かを判断しようとする意識だ。もちろん、時勢により異なる社会背景があるため、同じ時代を生きた世代ごとの傾向がないとは言えない。しかし、年齢をもとにしたジャッジがなされる場面が多すぎること、それこそが問題なのである。「若者だから」、「『〜世代』だから」といって当てはめられた枠は、いずれ「高齢者だから」の枠へと移行していく。誰もが関係のある「エイジング」。社会通年化している価値観に流されず、個々人の声を聞いていくことが大切なのではないだろうか。 文:白鳥菜都編集:大沼芙実子

タトゥーはタブー?私の体は私のもの

…を示すスローガンとして広まった 固定観念に縛られずに 今や、タトゥーの持つ意味合いやイメージは若者の間では変化しつつある。かつてのイメージだけで、タトゥーをしている人を怖い人、危ない人と見なしてしまっているとしたら、それは思考停止と言えるのではないだろうか。 タトゥーを入れるも入れないも当人の自由だが、イメージだけでジャッジせずに、話を聞いてみるのはいかがだろうか。タトゥーの裏側には人それぞれ、思いのほか興味深いストーリーが潜んでいるのかもしれない。 文:白鳥菜都編集:森ゆり

世界の女性管理職は約3割。ポジティブアクションはこれを変えるか

…ジェンダーや人種によって職業が分かれている」という意識が子どもの頃から定着してしまっている現実もある。このような中で、各職種にバランスよく応募者を集めるのが困難だという声もある。 賛否両論ありながらも、今後このポジティブアクションはより一層広がっていくと見られる。性別や人種、障害の有無などによって職業選択が狭まることが減れば、より多くの人が広い選択肢を持つことができる。ポジティブアクションの広がりによって、どんな変化が生まれていくのか今後も注目だ。 文:白鳥菜都編集:中山明子

女性アスリートが安心して「プロ」を目指せる未来 サッカー選手 下山田志帆さんインタビュー

…はもちろん、これからの社会を前進させる糸口となっていくだろう。 下山田志帆女子サッカー選手。株式会社Rebolt CEO。慶応義塾大卒業後に渡独し、プロ選手として2シーズンプレー。2019年春に同性のパートナーがいることを公表した。現在はなでしこリーグ1部のスフィーダ世田谷FCに所属している。「どんな場所でも、今この瞬間がワクワクと誇りに溢れた居心地の良い社会」を目指し、現役アスリートとReboltのCEOとして走り続けている。 取材・文:白鳥菜都編集:柴崎真直写真:服部芽生

若者が若者のうちに正しく怒れるように 『違国日記』ヤマシタトモコ インタビュー

…ジャンルを問わず幅広い創作活動を行う。2010年、「このマンガがすごい! 2011」のオンナ編で『HER』が1位に、『ドント、クライガール』が2位に選出される。また『違国日記』は「マンガ大賞2019」で4位にランクインしたほか、「第7回ブクログ大賞」のマンガ部門大賞を受賞。その他の代表作に『BUTTER!!!』(全6巻)、『花井沢町公民館便り』(全3巻)など。『さんかく窓の外側は夜』が2021年10月3日よりTOKYO MXほかにて放送中。 取材・文:白鳥菜都編集:大沼芙実子

シスターフッドとは何のこと?フェミニズム運動と連帯

…も完全には解決されてはいない。男女間の賃金格差は埋まっていないし、家庭内での性役割も根強い。数少ない声を上げる人を、1人で戦わせないために、今こそ連帯が必要なのではないだろうか。 シスターフッドは友情や愛情による繋がりだけを指すものではない。それ以上の意味を持つ言葉だ。ジェンダー平等という同じ目標に向かう人であれば、友達や家族、知り合いでなくともシスターフッドを結ぶことができる。そろそろシスターフッドをフィクションからノンフィクションで流行らせよう。 文:白鳥菜都編集:森ゆり

「働きやすさ」とは? 育休取得よりも復職後に注目してみると

…に述べたように、現状では育休取得の前に退職を選択する女性が少なくない。それは、育休取得後に、同じ職場で働いていける環境がないことが多いためであろう。育休が取得しやすいことはもちろん重要だが、育休取得の先にある大きな目的の一つは復職だ。職場復帰の仕組みが整うことによって、より多くの人が育休を選択しやすく、長く心地よく働くことができる。育休の取りやすさに加えて、職場復帰のしやすさに着目してみると、より良い「働き方の多様性」が見つかるのではないだろうか。 文:白鳥菜都編集:藤木美沙

パンデミックがもたらした変化 社会問題が他人事ではなくなった日

…たらしたコロナ禍において、ポジティブな変化があるとすれば、社会問題と政治の自分ごと化が起こり始めていることであろう。 突きつけられた現実に、暮らしと政治、自分と社会のつなぎ目がはっきりと見えてきた人も多くいるはずだ。いつ終わるかわからないコロナ禍だが、1人ずつの行動が鍵を握っていることは言うまでもない。今秋、第49回衆議院選挙が控えている。コロナ禍での学びや気づきを、意識の変化だけにとどまらず、「選挙」という行動に移すチャンスなのではないだろうか。 文:白鳥菜都編集:篠ゆりえ

キーワードは「透明性」。 日本のデジタル庁は海外の成功例に続けるか

…った点には大きなメリットがある。事実、上で紹介したような国では、高齢者まで巻き込んでDXが推進されている。一定の層の潜在的な苦手意識から、一度視点を変えて、どのように多くの人を巻き込んでデジタル化を推進していくかを考える必要があるのかもしれない。 9月のローンチに向け、勢い付く日本のデジタル庁。先行する海外の動きを見ると、その成果に期待したいところではある。企業のDXとともに長年足踏みが続いていた行政のDXがどのように動き出すのか注目したい。 取材・文:白鳥菜都編集:竹内瑞貴

スマホを使えば寄付になる。 BIGLOBEが新ブランド「donedone」をリリース

…中川CMO 社会貢献にはさまざまな形があるが、寄付は直接現場へ出向くことができなくても社会課題に関わることのできる重要な手段の1つである。一方で、有泉社長のプレゼンテーションでも示されたように、継続が難しいのも事実である。そのような中で、毎日使用するスマホとの連携により、自動的に寄付が行われるのは画期的な取り組みと言えるだろう。今後、「donedone」の活用により、若年層をはじめとしてより社会貢献への取り組みが広がっていくことが期待される。 取材・文:白鳥菜都編集:おのれい

正解も前例も、自分で作ればいい。 ”可能性”のオルタナティブを見つけ出す力 ─松本杏奈さんインタビュー

…まざまな壁が存在している。「当たり前」や「社会の常識」にとらわれて、自分や周りの人の選択肢を知らず知らずのうちに減らしてしまっていることはないだろうか。個々人の「できる」を支えるのは、学校や会社、地域や国といった、社会の柔軟な姿勢だ。 ギャップタームを終え、9月からアメリカへと渡る松本さんは、「これからぶち当たるであろう壁が楽しみで仕方ない」と語る。 これからも自分らしいカラーで活躍を見せてくれるであろう彼女から、目が離せない。 取材・文:白鳥菜都編集:柴崎真直写真:服部芽生

エンジニアは男性の仕事?業界の偏りがもたらす問題とは

…け多くの観点から考慮される必要がある。作り手の多様性は、使う側の多様性を支えることとなるのである。多様性が担保されることによって、多くの人にとって心地よくいられる社会が達成されるだけでなく、活発で対等な議論が生まれ、より創造的な社会の実現へと近づいていく。 国内外含め、企業はこの問題を重要視して動き始めている。根本からこの問題を解決するためには、企業の動きだけではなく、私たちと身近な子どもや学生との会話がきっかけを生むこともあるのかもしれない。 取材・文:白鳥菜都編集:森ゆり