よりよい未来の話をしよう

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芥川賞作家・九段理江インタビュー|虚構を飛び出して現実にリーチするためのヒントとは

…後も目が離せない。 九段理江(くだん・りえ)1990年9月27日、埼玉生まれ。2021年、『悪い音楽』で第126回文學界新人賞を受賞しデビュー。22年1月に発表された『Schoolgirl』が第166回芥川龍之介賞、第35回三島由紀夫賞候補に。23年3月、同作で第73回芸術選奨新人賞を受賞。11月、『しをかくうま』が第45回野間文芸新人賞を受賞。24年1月、『東京都同情塔』が第170回芥川龍之介賞を受賞した。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:吉岡葵写真:服部芽生

1,000人に聞いた若年層の意識調査第3弾「選択的夫婦別姓、AI、性加害等に関する考え方」

….0ポイントを記録しているのに対し、60代男性は10.0ポイントに留まっている。 まとめ 今回は、選択的夫婦別姓、AI、性加害等のトピックを中心に、「あしたメディア by BIGLOBE」が全国の18歳〜69歳までの男女1,000人に対して実施した意識調査の結果を紹介した。ジェンダーギャップや選択的夫婦別姓の調査結果には世代・性別による差が見られたものの、日本社会の展望への不安感など、世代や性別を超えて共通する傾向も見られた。 文:Mizuki Takeuchi編集:おのれい

「神の時間」から「機械の時間」へ。スマートウォッチとテックカンパニーが現代にもたらしたものとは?

…しい」という記述がある。 まるで、SNSの発達や、時間に追われる現代社会を予見していたかのような言説だ。 改めて、6月10日の「時の記念日」に「自身がよりよく時を過ごすことはいかに可能になるのか」ということを少しだけ立ち止まって考えてみるのも良いかもしれない。 ※11 参考 セイコーグループ株式会社「セイコー時間白書」(2022年6月7日)https://www.seiko.co.jp/timewhitepaper/2022/ 文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ

AI時代に「問う力」を育てるためのヒントとは。ドミニク・チェンさんと考えてみた

…経て、現在は早稲田大学文学学術院教授。人と微生物が会話できるぬか床発酵ロボット『Nukabot』の研究開発( Ferment Media Researchチーム)、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』の制作(遠藤拓己とのdividual名義)を行いながら、テクノロジーと人間、そして自然存在の関係性を研究している。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ画像:Rakutaro Ogiwaraほか

なぜ「変わること」は怖いのだろうか?哲学者・永井玲衣さんと考える

…との向き合い方を捉え直すことで、見えてくるものもあるのかもしれない。 永井 玲衣(ながい れい)学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。D2021メンバー。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)。連載に「世界の適切な保存」(群像)「ねそべるてつがく」(OHTABOOKSTAND)「問いはかくれている」(青春と読書)「むずかしい対話」(東洋館出版)など。詩と植物園と念入りな散歩が好き。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:日比楽那写真:服部芽生

AIに『チェンソーマン』は産み出せるのか?人工知能とクリエイティブの現在地

…来ているのかもしれない。 ※8 参考:WIRED「ジェネレーティブAIが無限のメタバースを生み出す:ケヴィン・ケリー」(2022年12月16日)https://wired.jp/article/vol47-the-world-in-2023-kevin-kelly-engines-of-wow/※9 補足:タイムパフォーマンスのこと。最近ではタイムパフォーマンスを求め、倍速で映画等を視聴する若者が多いことが話題になっている。 文:Mizuki Takeuchi編集:大沼芙実子

ネガティブ・ケイパビリティとは?その意味と現代社会での重要性を解説

…判的思考能力を育て、自己の理解を深めるための重要なスキルである。 まとめ 解決しづらい物事に向き合い続けることは、苗木に水や肥料をやり、地道に育てることと似ている。一朝一夕で成長しないからこそ、辛抱強く待つ覚悟が必要だ。だが、早く早くと急かす社会では、やがて実を結ぶかもしれない木も根腐れを起こして枯れてしまう。短期的に解決が難しい問題に直面している現代だからこそ、ネガティブ・ケイパビリティがますます必要とされるのかもしれない。 文:Mizuki Takeuchi編集:日比楽那

ノンバイナリーとは?その意味とクイアとの違い、ジェンダーの多様性について解説

…もいるだろう。ただ、それをカミングアウトすることにはある種の恐怖感を伴う。なぜなら、そこには常に過度なラベリングが発生する危険性がつきまとうからだ。しかし、あるひとつのラベルがその人の全てを表しているわけではなく、流動的なグラデーションのなかに他者が存在しているということを、私たちは認識しなければならない。そして、多様なグラデーションを認め合いながら他者と向き合うことが、真に多様性を尊重する社会実現に繋がるのではないだろうか。 文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ

エシカル消費とは?その意味と事例を徹底解説

…、気候変動、社会的不平等と貧困の増大などの問題に配慮しつつ、いかに本業として長期的視点に立った経営戦略を取ることができるかが重要だ。「エシカル消費」を単なるムーブメントに終わらせず根付かせていくためには、消費者側のボトムアップの働きかけと企業におけるトップダウンの働きかけ、この双方が重要ではないだろうか。 文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ 本記事に記載された見解は各ライターの見解であり、BIGLOBEまたはその関連会社、「あしたメディア」の見解ではありません。

マンスプレイニングとは?女性蔑視に基づく行為の具体例と防止策を解説

…_take_2018.pdf まとめ マンスプレイニングを防止するには、自分の行為を相手がどう思うか、自省することが必要だ。そして、「受け手への配慮を欠いたコミュニケーション」は男性だけの問題ではない。相手への配慮を怠らないコミュニケーションのあり方については性別関係なく全ての人が考える必要があるだろう。 文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ 本記事に記載された見解は各ライターの見解であり、BIGLOBEまたはその関連会社、「あしたメディア」の見解ではありません。

“街の洋食屋さん”のような人類学を 磯野真穂さんインタビュー

…べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。(オフィシャルサイト:https://www.mahoisono.com/ Blog: http://blog.mahoisono.com) 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ画像:高野由香里 ほか

サッカーを通じて実現するインクルーシブな社会 北澤豪さんインタビュー

…がい者サッカー連盟会長、(一社)日本女子サッカーリーグ理事としてサッカーのさらなる発展・普及に向け活動を行っている。また、国際協力機構(JICA)サポーター、国連UNHCR協会 国連難民サポーターとして社会貢献活動にも積極的に取り組み、サッカーを通じて世界の子ども達を支援できる環境作りを目指している。2022年、日本初のeスポーツ専門の高等学校 「eスポーツ高等学院」名誉学院長に就任。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:日比楽那写真:Takuya Yamauchi

壁を越え続ける秘訣は「覚悟と客観性」 小野賢章さんインタビュー

…わたり主人公ハリー・ポッター役を担当した。俳優、声優、歌手などジャンルを超えて活動する。近年の出演作に映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(吹替)、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、ミュージカル『Jack the Ripper』など。 ブルゾン ¥41,800 / FACTOTUM、Tシャツ ¥23,100 / CULLNI(Sian PR)お問い合わせ先Sian PR 03-6662-5525 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:大沼芙実子写真:服部芽生

メタバースは現実を代替できるか?

…高いのではないか。一方で、制度設計の難しさや技術上の限界を鑑みると、メタバースの世界が完全に現実を代替することには困難を伴う。現実の良さは受容しつつ、今後、メタバースの可能性を探っていくことが重要だと言える。 (注)ここに記載された見解は各ライターの見解であり、BIGLOBEまたはその関連会社の見解ではありません。また、本稿に掲載されている図表は、情報提供のみを目的としたものであり、投資判断に依拠するものではありません。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:柴崎真直

なぜリアルアパレルがデジタルファッションに参入するのか?カルチャーから考えるNFT

…みつつある。今後、さまざまな分野への応用が期待されるNFT。バーチャル世界と相性の良いデジタルカルチャーの裾野を広げるとともに、既存のカルチャーの仕組みを大きく変えていく可能性は十分に考えられるのではないだろうか。 (注)ここに記載された見解は各ライターの見解であり、BIGLOBEまたはその関連会社の見解ではありません。また、本稿に掲載されている図表は、情報提供のみを目的としたものであり、投資判断に依拠するものではありません。 文:Mizuki Takeuchi編集:篠ゆりえ

あしたメディア in Podcast #7- #8 シオリーヌさんと考える「あしたの性教育」とは

…リーヌさんをはじめとして、誰も生きづらさを感じない社会を目指して草の根運動を続ける人々がいる。個人レベルでも、他者の痛みを想像して一方的ではないコミュニケーションをとることが重要だと思わされる回だった。 <あしたメディア in Podcast概要>MC:Rachel(chelmico)、中井圭(あしたメディア編集部、映画解説者)配信媒体:Spotify(Apple Podcastでも順次配信予定)更新頻度:週2回配信、全16回 文:Mizuki Takeuchi編集:おのれい

すべての人に、深呼吸する時間を。 株式会社HAA 池田佳乃子さんインタビュー

…・かのこ)1988年、⼤分県別府市生まれ。⻘⼭学院⼤学卒業後、映画会社、広告代理店を経て、2018年より別府にある湯治場「鉄輪温泉」でプランナーとして活動を始め、2021年に株式会社HAAを設⽴。「⽇常に、深呼吸を届ける」をミッションに湯治をコンセプトにしたライフスタイルブランド「HAA」を立ち上げる。別府と東京の2拠点⽣活4年⽬。温泉が⼤好き。 HAA公式サイト https://haajapan.com/ 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:おのれい写真:服部芽生

若者の地方移住はイノベーションの土壌を育む 内田樹さんインタビュー

…るのではないだろうか。 写真:松原卓也 内田樹(うちだ・たつる)1950(昭和25)年東京都生まれ。凱風館館長、神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。近著に『コロナ後の世界』(文藝春秋)、『戦後民主主義に僕から一票』(SB新書)、『複雑化の教育論』(東洋館出版社)など 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:白鳥菜都画像:松原卓也ほか

「クモの糸」が地球を救う? サステナビリティ時代における、企業と社会の向き合い方

…う点だ。現在はさまざまな企業でSDGsに関する取り組みが行われているものの、その本気度には温度差がある。そこに思い入れがあることがSDGsというバズワードに囚われず「真の持続可能な社会づくり」に企業が貢献できるか否かの分岐点になるだろう。 そして、自分は未来をどうしたいのかを各個人が考えることも重要だ。一つ一つの取り組みは微細なものであっても、本当に強い想いを胸に行動する人が増えることで未来は良い方向に進むのではないだろうか。 文:Mizuki Takeuchi編集:中山明子

食から社会問題を考える。 新大久保発フードラボ 「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」の挑戦

…るいはそこを飛び越えて日本と世界の食をつなげたいと考えています。 食から社会課題を考えてみる 世界中で起きていることに何となく関心があるものの、どこか距離を感じている人はいないだろうか。食べることで身近に感じる社会問題もあるかもしれない。 海外の事例を参考にしつつ、元来、新大久保が持つ文化的土壌を生かしながら「食×起業」「食×社会課題」へのタッチポイントを身近に設け、社会の前進を図るKDC。今度の活動にも目が離せない。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:大沼芙実子

BIGLOBE主催 「TRY ONSEN WORKATION in 別府」(後編)

…りを推進していきます。 BIGLOBEが提供する「ONSEN WORK」。その一環としての「TRY ONSEN WORKATION in 別府」は、「古くも新しい街別府」の魅力と温泉地でのワーケーションがもたらすニューノーマルの可能性を提示することができたのではないか。 令和時代以降のハイブリッドな働き方のオプションとして、従業員が温泉地から働くことを選択できる日を目指す「ONSEN WORK」。今後の展開が期待される。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:柴崎真直

ソーシャルグッドな活動が、「自分ごと」として広がる未来とは ー山口周さんインタビュー

…第に大きな変化が生まれることもある。 現代はかつての社会とは異なり、誰もが情報の発信者になることが可能だ。ある社会の通念に疑問を抱き、それを変えたいという思いが芽生えたとき、賛同してくれる仲間を見つけやすい時代になった。「小さく始めること」で誰もが社会を変えられる、そのポテンシャルがあるこの令和の時代においては、どのような社会を作っていきたいかを一人ひとりが改めて考え、行動することが重要ではないだろうか。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:大沼芙実子写真:服部芽生

BIGLOBE主催 「TRY ONSEN WORKATION in 別府」(前編)

…のがポイントです。 明日のワークショップでは、皆さんで議論しながらその点を話し合っていただければと思います。 前編では、初日のプログラム(健康チェック・温泉の入り方講座・宇宙ビジネス講義)の模様をお伝えした。 後編では、2日目と最終日のプログラムの模様をダイジェストでお届けする。双方向形式の宇宙ビジネスワークショップ、地獄蒸しの体験レポートなど見どころが盛りだくさんなので、ぜひ後編にも目を通して欲しい。 (後編につづく) 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:柴崎真直

日本のB Corp認証企業は世界の0.2%。 サステナビリティ時代の「あたらしい企業」を増やすには

…に、今後はさまざまなステークホルダーを重視した公益を追求する経営が必要だ。ただ、「公益を追求すること」は無償の慈善活動を意味するわけではない。本業を通じて社会課題に向き合うことや環境負荷を削減することが「あたらしい企業」に求められる公益活動だ。 そして、企業と同じく、現代を生きる上で社会と関わりのない人間はいない。企業が社会に対して何ができるかを考えるように、私たちも社会との関わり方を見つめ直す必要があるのかもしれない。 取材・文:Mizuki Takeuchi編集:白鳥菜都

雑談は苦手だった。そんなわたしがリモート講義・リモート就活で気がついた「スモールコミュニケーション」の大切さ

…見えません。学校でも職場でも、オンラインベースでのコミュニケーションがしばらく続くのではないでしょうか。特に、春から新生活が始まった方にとっては、慣れない環境でのオンラインコミュニケーションは対面よりもハードルが高く感じるかもしれません。 しかし、少し勇気を出して自分の意見を相手に話す時間を作る、意識的に雑談をする、そういった「対面でのあたりまえ」をオンラインでも心がけることが、コロナ禍での不安を取り除く鍵なのかもしれません。 文:Mizuki Takeuchi編集:まあすけ