よりよい未来の話をしよう

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捨てることもエシカルに。マシンガンズ・滝沢秀一さんと考える消費とごみの話。

…とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。2023年「THE SECOND〜漫才トーナメント」準優勝。芸人の傍ら、ごみ収集会社で清掃員として勤務。ごみ清掃の視点から発信するごみ問題などのSNS投稿が注目を呼び、現在は「ごみ研究家」としてイベントの実施や講演会への登壇も行う。著書に『このゴミは収集できません』(白夜書房)、マンガ『ゴミ清掃員の日常』(講談社)、『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(太田出版)等。 取材・文:conomi matsuura編集:さとうもね写真:服部芽生

防災バッグの中身、見せてください!ー三原勇希さん、京極風斗さん、村上タクタさんの場合

突然ですが、防災バッグは用意していますか? 防災バッグとは、災害等により急を要する避難の際や、生活インフラが途絶えた場合に、自宅などに備えておく非常用持ち出し袋のこと。地震や洪水、台風などの自然災害が頻発する今、防災バッグを常備しておく必然性は高まっています。 でも、どのように備えればいいんだろう?と、実際に防災バックを準備するとなると戸惑う人もいるかもしれません。ビッグローブ株式会社が行った2023年の意識調査(※1)では、約8割の人が防災意識を高めたいと答えた一方で、防災…

119番をかけるとき、あなたは何ができる?みんなで考えたい救命処置

「火事ですか?救急ですか?」 「母が、ご飯を喉に詰まらせて…」「祖父が、お風呂で意識を失っていて…」「娘が、急に倒れて…」 そんな言葉が、電話口から聞こえる。NHKの番組「エマージェンシーコール〜緊急通報指令室〜」でのワンシーンだ。119番の通報をかけた先に繋がる救急指令室の様子に密着するノンフィクション番組である。鬼気迫るその声に、見ているこちらも思わず息を飲む。指令室からの声は冷静に、電話の向こうの人たちに寄り添う。緊急度が高いとわかった場合には、直ちに救命処置を行うこと…

コンパクトシティとは?その意味や目的、メリットや事例を徹底解説!

…清信『コンパクトシティの計画とデザイン』(2007年、学芸出版社)・谷口守・編著『世界のコンパクトシティ 都市を賢く縮退するしくみと効果』(2019年、学芸出版社)・村上敦『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか』(2017年、学芸出版社)・公益財団法人日本都市センター『第4回関西方面の学識者と実務家との研究交流会《コンパクトシティ・まちづくり》《生活保護・生活困窮者対策》』(2013年、公益財団法人日本都市センター) 取材・文:conomi matsuura編集:吉岡葵

令和ロマン・髙比良くるまは、なぜ漫才を分析するのか?

…って紐解きながら、より楽しませてくれる。何よりも本人が一番楽しみながら。 髙比良くるま1994年9月3日生まれ、東京都練馬区出身。慶應義塾大学在学中に相方の松井ケムリと出会い、2018年から「魔人無骨(現・令和ロマン)」として吉本に所属。「令和2年度NHK新人お笑い大賞」大賞受賞、「第43回ABCお笑いグランプリ」「第44回ABCお笑いグランプリ」準優勝、「M-1グランプリ2023」優勝などの受賞歴を持つ。 取材・文:conomi matsuura編集:おのれい写真:服部芽生

【連載 好きなことを、好きな場所で】様々な土地のメンバーと「深呼吸」を広めていく

…れたらいいなと思っています。2024年にも、新しいプロダクトもお届けできる予定です。深呼吸ができる場所が増えていけばいいなとも思っています。深呼吸の連鎖、優しさの連鎖が繋がっていけるように頑張りたいです」 自分が深呼吸できる場所や、働き方はどんなものだろうか。お話を伺いながら、ふと考えた。HAAのブランドやプロダクトには、それを考えるヒントが詰まっているかもしれない。新しいプロダクトも楽しみだ。 取材・文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:池田佳乃子さん提供

減りゆくドナー登録者。骨髄バンクをドナー以外にも知って欲しい理由とは

…一致しているのに、制度や周りの理解が無く諦めるのは、とても残念なことである。 もちろん、ドナー登録は強制ではない。やりたくてもできないという人もいる。しかしそのことについて知り、理解したうえで選択をすることはとても大切なのではないだろうか。それを知っているということが、誰かを助けることにも繋がるのだ。 ぜひ、ここまで読んだ方は、日本骨髄バンク公式Xをフォローし、一緒に知ることから始めて欲しい。 文:conomi matsuura編集:森ゆり写真:公益財団法人日本骨髄バンク提供

ビリー・アイリッシュらが取り組む気候変動への具体策。ライブやツアーで私たちもできるアクションとは?

…害によって行動を制限されている地域はいくつもある。 今の時代を生きる人たちすべてが、切り離して考えることはできないところまで来ている気候変動。音楽フェスやライブにおける事例を通して、日本にいる私たちにできることがあるか、改めて一緒に考えてほしい。 声をあげるまでのハードルが高いかもしれないが、自分の指先からメールを1通送る事で、変えられることもあるかもしれない。それは1つの、現状を変えて行く具体的なアクションになり得るだろう。 文:conomi matsuura編集:柴崎真直

【連載 好きなことを、好きな場所で】東京から、介護を明るく変えていく

…将来が幸せになる方法を模索する彼女。柔らかな笑顔の奥にある真剣な眼差しは、間違いなく輝いていた。 今回は、東京という場を活かして、自分の好きなことに邁進する上条さんにお話を聞いてきた。介護業界を良くするための、上条さんの学びは止まらない。もっと多くの人に介護のことを広めていきたいという彼女の姿勢は、上京してきたときから変わっていない。引き続き、彼女はその想いを東京から全国に届けていくことだろう。 取材・文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:上条百里奈さん提供

『POC HOUSE』が作る温かい居場所とは。「聞こえる人」も「聞こえない人」にも同じ“当たり前”を。

…かけのひとつになるだろう。このライブイベントでは、「手話通訳」と「手話付きパフォーマンス」がついており、耳の「聞こえる人」も「聞こえない人」も平等に楽しめる機会を提供している。主催者は、できるだけ両者がフラットになれる空間を目指しているという。 障壁を壊していく活動は、実際に様々な場所で少しずつ行われている。今何もできていないと感じていたとしても、その活動を知ることが壁を壊す第一歩となるかもしれない。 文:conomi matsuura企画:たむらみゆ写真:酒井 冴輝さん提供

品田遊さんとインターネットの現在地。漫画「そういう人もいる」ができるまで

…NSの功罪は計り知れない。多くの共感に日々晒され、価値基準が揺らぎそうになる場面もあるかもしれない。もはやそれらを切り離すことのできない私達にとって、自分自身の感受性を大事に取っておくことは、今のインターネットと向き合う際に必要なことだ。 品田さんが"他者の存在を肯定する愛情"を描いたという漫画『そういう人もいる』には、自分自身や周りの生活を健やかに守るためのヒントがあるかもしれない。 取材・文:conomi matsuura編集:Mizuki Takeuchi撮影:服部芽生

パラレルキャリアを歩む雅楽芸人・カニササレアヤコさんインタビュー

…か分からないと話す彼女だが、築いてきたものが実を結んでゆく様子は容易に想像できる。 不確実な社会のなかで、何をしていれば正解という人生計画は存在しない。 彼女は、自分のキャリアについても、周りの環境においても、依存先をたくさん作ることが大事、と話す。 沢山のことに興味を持っていて、ひとつに絞れないという悩みを持つ人もいるだろう。しかし、振り返ってみれば、それも大切な自分だけの強みになっていくのかもしれない。 取材・文:conomi matsuura編集:日比楽那写真:服部芽生

「決済」だけでない、持続可能な社会に繋げる地域通貨とは

…あるからこそ、独自の施策を盛り込みやすく、地域の経済や環境問題に対する課題解決へ直結しやすい。 エシカル消費という観点が普及してきた今、社会にとって「“何”を買うべきか」ということを考える人は増えてきただろう。今後は「“どこで”、“何の通貨”で買うべきか」という点でも、消費活動への選択肢は増えていきそうだ。 私たち利用者側ができることとして、自分のまわりの地域通貨に目を向け、その活動から自分ができることについて考えたい。 取材・文:conomi matsuura編集:篠ゆりえ

【連載 好きなことを、好きな場所で】岐阜県飛騨市の森から、自然環境を変えていく

…いま、飛騨市だけではなく、森や自然に対して多くの人が目を向けてくれるような活動を日々模索している。ずっと持っていた"環境にインパクトを与えたい"という思いは、少しずつだが確実に形になっているようだ。自身の好きな自然に近い場所で、その自然環境が絶えず続いていくための仕事をしている松山さん。好きなことを仕事にすることは、好きなことを守っていくことにも繋がるのかもしれない。 取材・文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:株式会社飛騨の森でクマは踊る、松山由樹さん提供

ゆっきゅんさんが「隕石でごめんなさい」で伝えたかった、誰もが自分らしく輝くこと

…魅せてくれることだろう。 ゆっきゅんさんの楽曲「DIVA ME」に、このような歌詞がある。 「私が私を愛してる 君だって君だって解き放つ」 ゆっきゅんさんは歌詞を通して、ありのままの自分を体現し、また聴く人もそうであってほしいと勇気付けている。これからも輝き続けるゆっきゅんさんに期待するとともに、私たちもそんなゆっきゅんさんの新しい活躍を見る頃、自分らしくあれていると胸を張っていたい。 取材・文:conomi matsuura編集:Mizuki Takeuchi写真:服部芽生

【連載 好きなことを、好きな場所で】楽しめる余白を大事にする、埼玉県小川町の暮らし

…とも分かりませんが、やりたいことの線引きははっきりできるようになってきたと思います」と話す。 自分が楽しいと思える場所で、好きな仕事を始めた池田さん。歩んで来たこれまでの道が、より素敵な場所へと導いているのだろう。そして何よりも、全てを“楽しむ”という姿勢が通底していた。楽しんでいる人には良い仕事が集まってくる、と聞いたことがあるが、池田さんに話を伺っているとそのことに実感を持てるような気がした。 取材・文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:池田太朗さん提供

【連載 好きなことを、好きな場所で】奈良県に移り住み、木屑を使ってプロダクトを作る。

…詰めながら、それを社会にどう還元できるか考え、仕事に繋げている印象を受けた。またいま住む場所は偶然出会った土地ながらも、興味を突き詰めた先の“縁”を大事に選択し、自分の感覚とフィットするところを選んだのだと感じた。その感覚は個人によって違うだろうが、「好き」と「社会」の繋がり、そして「自分が心地よいと思える場所を選ぶこと」は、好きなことを好きな場所で実施して暮らすことに繋がっていくのかもしれない。 取材・文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:キクズノヒト提供

服づくりを体験できるサブスクリプション「服のたね」からエシカル消費を考える

…様々なサービスを展開している。 私たちはいま、欲しいと思えばすぐに服を買うことができる。だが実際は、その背景には想像を超えた努力や工夫の積み重ねがある。「服のたね」のサービスでは、1着のアイテムが手に届くまでにどれだけの労力をもって作られているか、“時間”をかけて知ることになる。それは本やウェブで知識を得ること以上の体験ができるだろう。きっとそのあとには服に対する価値観がガラっと変わるはずだ。 文:conomi matsuura編集:大沼芙実子写真:株式会社ITONAMI提供