よりよい未来の話をしよう

SDGs 10.人や国の不平等をなくそう

ミソジニーとは?女性への蔑視にまつわる意味やセクシストとの違い、嫌悪が生まれる原因を解説

ミソジニー(Misogyny)とは、女性に対する嫌悪や蔑視を意味する。本記事ではその意味と嫌悪が生まれる原因、対処法についてを説明する。

人権デューデリジェンスとは?その意味や背景、企業の取り組みや社会的責任まで徹底解説!

人権デューデリジェンスとは、企業が自社のビジネスについて人権に対するリスクの分析や評価を行い、適切かつ継続的に企業活動を行うことである。本記事ではその意味と詳細について説明する。

アクセシビリティはなぜ大切?すべての人に情報を届けるための基準と私たちにできること

アクセシビリティとは アクセシビリティという言葉を聞いたことはあるだろうか。「ユニバーサルデザイン」などと並んで、イベントや建築物、デジタルコンテンツなど幅広い分野で重視されている言葉である。 Accessibility(アクセシビリティ)は、アクセスし…

インクルーシブ教育とは?共生社会への考え方や学校での取り組み状況を解説

インクルーシブ教育とは、子どもたちが障がいの有無に関わらず、多様性が尊重された環境で一緒に学ぶ仕組みのことを指す。その具体的な意味や日本の学校での取り組み、課題について解説する。

防衛と武装は表裏一体。21世紀における徴兵制度を考える

2022年11月3日・文化の日の朝、緊張感のあるアラーム音で目が覚めた。スマートフォンの画面には「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます」とのメッセージと共に、上空を通過する可能性がある地域が列記されていた。その前日、11月2日には北朝鮮が2…

ガラスの天井とは?その意味と事例、性別や人種などによる格差と障壁を解説

ガラスの天井とは企業や組織、業界において性別などを理由に個人が昇進するのを阻む、目に見えないバリアの存在を表現する比喩である。本記事はガラスの天井の事例や原因、性別などによる格差を解説する。

11月から東京都全域で導入。パートナーシップ宣誓制度を通じて考える結婚

2022年11月1日から、東京都でパートナーシップ宣誓制度が導入された。 筆者がそのニュースを見たのは2022年9月の自身の結婚に向け、事実婚について調べていた時だった。筆者とパートナーはお互いに「自分の苗字でいたい」という気持ちや、結婚にまつわる周囲…

月間残業時間96時間の背景とは?日本の未来のための教員の働き方改革

筆者が学生の時に朝から晩まで、勉強や部活などの相手をしてくれていたのは学校の先生だ。しかし、社会人になって思うことがある。それは学校の先生の仕事が忙しすぎるということだ。朝7時頃には学校に到着し、日中は授業、放課後は部活動の指導、その後次の…

鎌田安里紗に聞く、矛盾も含めた“ファッション”のいま

SDGsのかけ声のもと、社会との向き合い方が各企業・業界に問われている。ファッション業界も、その変化のうねりの中にある業界の1つだ。エシカルファッション、サステナブルファッションという言葉が身近になってきた反面、毎日触れている「衣服」という分野…

すべての女性にスポーツを。マタニティコレクション「ナイキ(M)」に込められた思いとは

2022年8月9日、株式会社ナイキジャパン(以下、ナイキ)は、世界中の女性たちの妊娠期間とその後をサポートするマタニティコレクション「ナイキ(M)」の国内展開を開始した。ナイキ(M)は2020年に北米、ヨーロッパ、アフリカで販売が開始されたコレクショ…

​​キャンセルカルチャーとは?その意味と事例や社会的な問題点を徹底解説!

キャンセルカルチャーとは、著名人など特定の対象が社会的に不適切な発言・行動をした際に、世論から大きな反発が起き不買運動や起用の取り消しを呼びかけることで社会から排除しようとすることを指す。その具体的な意味や事例、問題点などを解説する。

マイクロアグレッションとは?事例や職場での対処法、問題視される理由を解説

無意識での小さな攻撃を意味する「マイクロアグレッション」。相手を差別したり、傷つけたりする意図の有無にかかわらず、相手の心に影を落とす言動をしてしまうことを指す。

小林涼子が描く、おいしいものが食べ続けられる未来

映画、テレビドラマなどに出演し、俳優として活躍している小林涼子さん。そんな彼女は、最近もう1つの顔を手にした。“起業家”としての顔だ。2021年に株式会社AGRIKOを起業し、2022年5月には生まれ育った世田谷区にあるOGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町の屋上…

「文化の盗用」って何だろう?無意識の差別を生まないために。

「文化の盗用」と聞いた時、何を思い浮かべるだろう。日本の寿司をアメリカナイズしたカルフォルニアロール、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)によるアパレルブランド「Kimono」、五輪メダリストで日本のスケートボード、スノーボードプレイヤーである…

子どもたちの未来に伴走する、認定NPO法人カタリバ「キッカケプログラム for ヤングケアラー 」

このところ「ヤングケアラー」という言葉を耳にする機会が一気に増えた。そう感じる人は、筆者だけではないだろう。ヤングケアラーとは、一般に「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども」とされている。家庭におい…

サッカーを通じて実現するインクルーシブな社会 北澤豪さんインタビュー

日本障がい者サッカー連盟(以下、JIFF)(※1)は、東京パラリンピックの種目としても採用されたブラインドサッカーをはじめ、障がい種別ごとにある7つの障がい者サッカー団体を統括し、障がいの有無に関わらず全ての人がサッカーを楽しめる環境整備を進めて…

「シェア」は混沌とした現代社会になにをもたらすのか  石山アンジュさんインタビュー

Airbnb、メルカリ、Uber Eats、ダイチャリやLUUP……。どれもここ10年ほどの間に始まったサービスだが、人によってはすでに生活に欠かせないものになっているかもしれない。これらのサービスの共通点は「シェア(共有)」が起点となっていることだ。 そんなシ…

3月8日は国際女性デー。日本のジェンダーギャップを改めて数字で考える

毎年3月8日は国際女性デーだ。20世紀初頭の3月8日に起こったニューヨークでの婦人参政権を求めるデモを起源としている。このときに掲げられたスローガンが「パンとバラ」、つまりパン=賃金とバラ=参政権(尊厳)を女性たちにも渡せというものだった。この…

あしたメディア in Podcast # 5- # 6 辻愛沙子さんに聞く「社会を前進させるクリエイティブ」とは

ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに、様々な切り口から“いま”知りたい情報を全16回に渡り発信する、「あしたメディア in Podcast」。この記事では、第5回(1…

「無関心」を「関心」へ フォトジャーナリスト 安田菜津紀さんインタビュー

私たちが生きる社会には、さまざまな課題や困難が存在する。それは自分に直接ふりかかってくるものもあれば、自分とは関係ない場所で、でも確実に誰かを苦しめている場合もある。 2011年3月11日に起きた「東日本大震災」から10年あまりが経つ。震災が起きて…

国際母語デーはなぜ存在するのだろうか。言語を守る意義とは

消滅の危機に晒される世界の言語 世界中にどのくらいの言語があるのかご存知だろうか。英語、スペイン語、中国語、フランス語、韓国語…。一体何個の言語名を挙げることができるだろう。 2021年に、非営利のキリスト教系少数言語研究団体である国際SILが公開…

私たちに大切な性に関するコミュニケーション、「性的同意」

「性的同意」という言葉を聞いたことがあるだろうか。性的同意とは文字通り性に関するコミュニケーションの際に同意をとることで、NPO法人ピルコンのサイトでは次のように説明がある。 性的同意は、性的な行為に対して、その行為を積極的にしたいと望むお互…

「ダンスの裾野を広げたい」 CyberAgent Legit TAKUMIさん・地獄さんインタビュー

2020年8月、ダンス界に新たな風が吹いた。日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(以下、Dリーグ)」が発足したのだ。国内外で活躍するダンサーが集結し、2年目を迎えた21-22シーズンは、全11チームが12回にわたるROUND(ステージ)で凌ぎを削りCHAMPIONを目指す…

あしたメディア in Podcast #1−#2 ソーシャルグッドって何だろう?身近な“気づき”から考える

2021年12月23日、「あしたメディア in Podcast」が始動した。メインMCの、2人組ラップデュオchelmicoのRachelさんと映画解説者の中井圭さんが、各回ゲストスピーカーを迎え、「社会を前進させる取り組み」をテーマに様々な切り口から”いま”知りたい情報を全1…

この絵文字の意味知っていますか?絵文字から読みとく多様性

いつの間にかテキストコミュニケーションにおける重要な一部を占めるようになった絵文字。友人や家族などとのLINEやメールではもちろん、仕事上の会話でも絵文字を使っているという人も少なくないだろう。筆者含め、デジタルネイティブの世代にとっては、物…

有名税は仕方ない?人の権利を守るということ

「あの俳優とあの俳優は、共演NGなほど仲が悪いらしい」コロナも落ち着きやっと普段の生活が戻ってきた最中、そんな記事が世間を騒がせた。テレビのワイドショーからネットニュース、そしてSNSまで、有名人の私生活を暴くような報道は日々絶えない。時には真…

未来の問題は”いま”の私たちの問題 ユーグレナ10代の最高未来責任者インタビュー

「最高未来責任者」という役職を、聞いたことがあるだろうか。 ほとんどの人がないだろう。なぜなら前例のない中で、株式会社ユーグレナが設定するポジションだからだ。同社では2019年に「18歳以下」を条件とし、「未来を変えるためのすべてを担う、「CFO(C…

世界の女性管理職は約3割。ポジティブアクションはこれを変えるか

将来の夢は何に影響されてできたのだろうか 子どものころ、どんな職業につきたいと考えていただろうか?正直に言うと筆者はあまり思い出せないのだが、子どもの頃の将来の夢というと何となく決まったイメージがあるだろう。例えば、女の子はケーキ屋さんにお…

「心地よい」は人それぞれ。 だからみんなで考えたい、結婚のカタチ

「それで、なんで『結婚』にしたの?」 結婚してすぐのとき、友人から問われた言葉だ。当時は友人の意図など考えず、なんと回答したかすら覚えていない。なぜって、「結婚」はこの形しかないと思っていたから。 選択的夫婦別姓の議論などを見る中で、ふと改…

僕が地球の未来を指し示す力になる MIYAVIさんインタビュー

世界的ロックスター、MIYAVIさん。またの名を「サムライ・ギタリスト」。エレクトリックギターをピックを使わずに指でかき鳴らす独創的な“スラップ奏法”は世界中から注目を集め、これまでに約30カ国350公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功さ…

「羊もラグビーも、僕は全く興味がない」 NZ出身の友人に気づかされたこと

(出典:https://unsplash.com/photos/qmnpqDwla_E) 「僕は羊にもラグビーにも、全く興味がない」 先日、ニュージーランド出身の友人にそう言われた。彼は、数年前まで島根県の田舎町に住んでいたらしい。当時、「ニュージーランド出身」という理由でそれら…