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【BIGLOBE若手社員に聞く!】正直なところ、営業職って大変じゃないですか?

「つながる歓び、つなげる喜び 〜人・企業・社会をやさしくつないで、新たな価値と豊かな社会を創造します〜」
「あしたメディア」を運営するビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は、この企業理念を掲げ、情報コミュニケーション・テクノロジーを軸に、さまざまなニーズに応えるサービスを展開している。そんなBIGLOBEには、若手のうちから裁量を持ち何事にも挑戦できる土壌があり、さまざまな機会を活かしながら若手社員が活躍しているようだ。具体的にどのような取り組みがなされているのか。また、BIGLOBEの未来を担う若手社員はどのようにしてその理念を体現しているのか。

「BIGLOBE若手社員に聞く!」前回までの記事はこちら。

連載5回目となる今回話を聞いたのは、入社3年目になったばかりの山崎亜美さんだ。2022年に新卒でBIGLOBEに入社後、一貫して営業部門に従事している。現在はBIGLOBEの主力事業、「ビッグローブ光」をはじめとするインターネットサービスプロバイダ事業(以下、ISP事業)の法人営業を担当。「ビッグローブ光 10ギガ」も始まり、ますます加速していく同社のISP事業の拡大を担う1人だ。

営業と聞くと「目標数字のプレッシャーがありそう…」というイメージを持つ人もいるかもしれない。しかしそんな想像とは打って変わって、山崎さんは「目標が明確にある方が頑張れる」と話す。営業の立場で、日々どのようなことを意識して業務にあたっているのだろうか。

山崎 亜美(やまざき あみ)さん。2022年新卒でBIGLOBEに入社。
現在はリアライズ事業本部 パートナー営業部 パートナー営業グループで、法人向けのISP事業に携わる。

販売パートナーである代理店との連携

まず、これまで関わってきた業務を教えてください。

入社してから約1年半、ONSEN WORKという新規事業の営業をしていました。法人のお客様向けに、ONSEN WORKのサービスを紹介する仕事です。並行して、1年目の秋頃から、いま従事しているISP事業の法人営業も兼務するようになりました。2023年夏からはISP事業の法人営業がメインになり、現在に至ります。

入社したときからやりたいことを決めすぎず、周囲には「なんでもやります!」と伝えていました。営業の経験は、その後の仕事にも活きるといろんな方から伺っていたので、もともと興味はありましたね。

現在担当されているISP事業の法人営業とは、具体的にどのような業務になるのでしょう?

当社のサービスの販売経路として、私たちから直接販売するだけでなく、代理店様を経由したルートがあります。法人のお客様向けにも代理店様と連携しながら販売を進めていくので、その代理店様の数自体を増やしていくことや、ビッグローブ光などのサービスが代理店様にとってより販売しやすくなるよう施策を考える仕事をしています。

代理店は、BIGLOBEと一緒に販売を担う、パートナーのような存在なのですね。代理店とのコミュニケーションが重要なお仕事と理解しましたが、コミュニケーションのなかで意識していることはありますか?

BIGLOBEにも会社の方針があるのと同じように、代理店様にも「今期の方針」というものがあります。そこも認識しつつ、お互いがWin -Winになれるような施策を一緒に考えていくことを意識しています。

そのサービスを代理店様が販売しやすいよう工夫をすることもあります。たとえば、実際に代理店様がお客様とお話をする際に、「こういう運用の仕方ができると紹介しやすい」という要望があれば、BIGLOBE社内で調整し、運用の仕方を変えられないか検討することもあります。

法人営業に携わるなかで、BIGLOBEの強みだと感じる点はどんなところでしょう?

1番大きいのは、ネームバリューがあるという点です。これはONSEN WORKの営業をやっていたときから感じていました。多くのお客様が、BIGLOBEの名前を知ってくださっている印象があります。

たとえば、「ONSEN WORKという新しいサービスがありまして…」と説明しても「それってどこの会社がやってるの…?」とお客様は気にされます。そのときに「BIGLOBEです」とお伝えすると、「ああ、あのISP事業の会社ね」とご理解くださるケースが多くありました。いまISP事業に関わるなかでも、代理店の方から「お客様には『BIGLOBEだから』と信頼して使っていただける」という声をよく聞いてます。

また私としては、社内のコールセンターの方がお客様1人1人に丁寧に対応している姿も見ています。見えないところでこんなふうに対応してくれているのを見ると、代理店様と社内のコールセンター、そして私たち営業、それぞれがしっかり役割を担い、お客様に価値を提供していきたい、という気持ちになります。こういった丁寧なサポート体制も、強みの1つとして今後もアピールはできるんじゃないかな、と思います。

▼「BIGLOBE光 10ギガ」の開発秘話を伺った記事はこちら

ISPという、主力事業を担う自覚

そのような強みを認識しつつ、実際に営業をするなかで工夫していることはありますか?

私は代理店様との関わりがメインなので、直接お客様とやり取りする機会はほとんどありません。その分、お客様と直接やり取りをする社内のコールセンター部門の方が案内しやすいように、また代理店の方にも自信を持って当社のサービスを販売してもらえるように、工夫することを意識しています。やっぱり営業としては、「商品力を上げていく」という視点も大事だと思うんですよね。

お客様の声を集めていくと、もちろんサービスを改善しないといけないところも出てきます。なかには、「ビッグローブ光」が開通するまでのフローを変えないといけないな、ということもありますし、他社のサービスと比較したときにBIGLOBEのサービスはこういう改善点がある、と気づくこともあります。競合他社の情報も分析した上で、社内の開発のチームに要件として伝えていくことを、この1年はとくに意識してやるようにしています。

私が営業の立場からできることって、お客様の声を元にした分析などの情報を自分の上司に共有したり、関係部署に要望したりするところまでなんですよね。社内の関係部署を巻き込む必要があるので、「改善・開発したりするメリットがどのくらいあるのか」というところまで、実際に定量的なデータをお渡ししながら伝えていく努力も必要だなと思っています。

営業と聞くと「数字を取らないといけない仕事」というイメージもあると思います。

それは確かにあります。数字は毎日追っていますし、自分の担当範囲で達成が難しい場合には、他の担当者や別のチームとも連携して対応することもあります。

もちろん大変ではあるんですけど、自分としては「目に見える成果」があるのが営業の特徴だと思っているので、自分の頑張りが目に見えて分かることで、一層頑張れるとも感じています。

BIGLOBEはISPがメインの事業です。「重要なサービスを担わせてもらってるな」という自覚はあるので、「自分の任された範囲でいかに結果を出せるか」というところを意識していますね。

数字があることが、むしろモチベーションにつながってるんですね。

結果が出たときに「もっと頑張ろう!」って思えるんですよね。

私のいる部では、上司が1人1人の社員のレベル感をしっかり把握していて、ちょっと背伸びをしたら成果が出そう、ゴールに手が届きそう、といったところにゴール設定をしてくれています。「ちっちゃい成功体験」をいくつも積めているような感じです。それもモチベーションになっていますね。

営業というと、私のいる法人営業のチームだけでなく、広く見れば個人営業のチームもあります。それぞれが目標に向けて動いていて、周りの情報や成果が気になることもありますが、「私が任されたのは法人だから、法人の数を引き上げることに注力する」と思って取り組んでいるので、あまり周りは気にしていないです。

競合他社ではなく「BIGLOBEを選んでくれた」というやりがい

インターネットは、いまや生活に欠かせないインフラです。BIGLOBEが提供するサービス価値も大きいと思いますが、山崎さん自身が営業を通じて、社会への価値提供を実感することはありますか?

いろんな場面で感じることはあるんですけど、BIGLOBEの広告を見たときに「自分はこういう通信業界に入って、こういう仕事に携わってるんだ」という実感が湧きますね。

あとは、実際に代理店様から「このお客様が開通しました!」という報告を聞くとやっぱり嬉しいです。代理店様も私も一緒に、細かく進捗を追いながら開通まで伴走するお客様もいるので、そういう方が実際にBIGLOBEのサービスを使っていただけるところまで至ると、達成感はありますね。競合もあるなかで、他社ではなくBIGLOBEを選んでくれた明確な理由を聞けたようなときにも、「選んでくれて嬉しいな」という気持ちになります。

今後、こんなふうに成長していきたい、活躍していきたいと考えている姿はありますか?

直近では、主軸のISPのサービスについて「現場のことは何でも分かる」と言えるような、営業のプロフェッショナルに近いところまで成長したいという思いがあります。

3年目になり、法人営業のなかでもいま自分が担当している範囲は理解できてきたと思います。ですがそのほかにも、全体のチームを統括する役割も重要ですし、他部署の力を借りないとできないこともたくさんあります。そういう“横連携”を率先して図れるようになるとか、そういうところも含めてできるようになりたいですね。

その先のキャリアとしては、1年目に携わっていたONSEN WORKのような、0から1を生み出す新規事業にもう1度携わりたい気持ちもあります。元々学生の頃はミュージカルや大学祭の運営委員など、「新しいものを作りあげる」ことをやっていました。それもとても好きだったので、いつかまたやってみたいな、という希望がありますね。

▼「ONSEN WORK」の推進を担う若手社員のインタビューはこちら

入社後もフラットな社風を実感

入社3年目に入ったタイミングだと思います。もともとのBIGLOBEへの入社動機は何だったのでしょう?

出身大学が「グローバルに活躍できる女性を育てる」という方針の学校で、国際系の学科が多かったこともあり、金融や航空系、ホテル業界に勤める卒業生がたくさんいました。私も最初はそういう業界を見ていたんです。

ただそういう会社は大企業がほとんどで。学生時代から主体的にやっていく文化で育ってきたので、私の性格と大企業の社風が少し合わないかもしれないと感じました。改めて自己分析や企業分析をしていくなかで、「早くから若手活躍できる」とアピールしている会社が多いIT業界に目が向くようになりました。

そのなかでBIGLOBEの説明会にも参加し選考を受けましたが、実際に最終的な決め手となったのは、BIGLOBE社員の人柄ですね。

入社してから、その印象にギャップはありました?

ほとんどないんです。BIGLOBEでは採用でも「社内のリアルを伝えたい」という思いがあるようで、質疑応答や座談会のときも本当にリアルを話してくれた印象です。大変なことも含めて率直に話してくれたので、「信頼がおける会社だな」と感じましたね。

▼BIGLOBEの新卒採用担当者のインタビュー記事はこちら

改めていま、BIGLOBEの好きなところはどんなところでしょう?

入ってから感じているのは、役職のある方と若手の距離感がすごい近いなって。役員の方が普通に社内で声をかけてくれることもあります。実際に打ち合わせでも、若手の意見を取り入れてくれることが多い印象もありますね。

だからこそ、もっと若手は意見を言うと良いんじゃないかな、とも思っています。上位職の方も、「もっと意見を言ってほしい」と思っているみたいです。私自身も、自分の意見を言うというよりは、上の方が言っている意見で進めることも多いのですが、せっかく若手が意見を言いやすい風土があるので、自分の意見を持ってるのであれば伝えていくと良いと感じています。

最後に、就職先としてBIGLOBEに関心がある方にメッセージがあれば、お願いします。

BIGLOBEのメイン事業は通信サービスですが、通信のことを何も分からなかったとしても、怖がらずに入社してきて欲しいと思います。あとは、若いうちから何でも手を挙げて希望を出していれば、上司も協力してくれる風土がBIGLOBEにはあると思います。若手のうちからいろんなことに挑戦したい!と考えている人には向いているなと思います。

*BIGLOBEでは、現在2025新卒採用のエントリーを受け付けています。

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取材・文:大沼芙実子
編集:日比楽那
写真:編集部撮影